2030年の世界地図帳 その3
ではそのSDGsが、なぜピンと来ないのか?
冒頭から落合さんも解説しています。
まず、「貧困をなくそう!」といっても日本人にはピンとこないですよね。
SDGsの17項目の下に169のターゲットがあるのです。
ターゲットは目標をさらに細かく分けた小目標なのですね。
その「貧困対策のターゲット」に
「2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と
定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる」
というのがあるのですね。
これを知って驚きますね。
1.25ドルとは、現在1ドル110円くらいですから
140円くらいですよね。
「毎日140円で暮らす人を極度の貧困」と国連は定義しているのです。
日本人なら毎日行くコンビニでも一回140円は最低使っていますね・・・。
「毎日140円で暮らす??そんな人が世界にいるのか?」
まずそれを知ることからSDGsは始まります。
割合が高い国です。
どこにあるか分かりますか?
地図でいうとココなのです。
ピンとこない理由がコレで分かりますね。
日本から、あまりにも遠く離れた国だからなのです。
もう一つピンとこない理由。
やはり、この「Sustainable」(サスティナブル)
を「持続可能」と訳しますが、そもそもこの単語自体がピンと
来ないのですね。
ココがSDGsを分かりにくくしているというのです。
正直私にもよく分かりません。
「持続可能」という単語を私自身も半世紀以上生きていながら、
一度も使ったこともないからですね。
「持続可能な開発目標」!?
「何それ??」
ごもっともです・・・。
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