« 10年後の税理士業務とAI | トップページ | 踊る町工場 その2 »

2020年1月29日 (水)

踊る町工場 その1

Photo_20200129135001

 

なかなか今回ご紹介する会社は面白いですね。

こんなユニークな経営をぜひ知っていただきたいと思い

ご紹介します。

 

今回の主役は「株式会社能作」。

富山県高岡市にある、1916年(大正5年)創業の

老舗鋳物メーカーです。

 

社長は能作克治氏。

1958年生まれということですから私より二つ上。

1984年(昭和59年)27歳のときに、義父が代表を

務める鋳物メーカーに入り婿で入社。

 

大阪芸大卒でデザインやカメラを学び、卒業後は

新聞社のカメラマンだったそうですから

鋳物とはまったく無縁の方。

どういう経緯で入り婿されたのか分かりませんが、

将来の社長は約束されているのでしょうけど、

従業員7,8人のいわゆる小さな町工場ですからね。

その後鋳物職人として18年間も修行。

 

鋳物業というのを初めて知りました。

申し訳ないですが「3K」の職種なんですね。

しかも賃金も安い。当時月収は13万円。手取りは9万円・・・。

Photo_20200129135101

しかしこの方が社長に就いたのが、2002年(平成14年)。

売上が急速に上がります。

売上はなんと10倍に。

社員は15倍!

 

売上が13億円になったときに、

なんと!16億円もかけて新社屋を完成させます!!

これです。

バブルの頃の超高級ゴルフ場のクラブハウスみたいでしょ。

 

Photo_20200129135102

Photo_20200129135103

そのおかげで見学者はなんと300倍!!

その秘密をご紹介してみましょう。

« 10年後の税理士業務とAI | トップページ | 踊る町工場 その2 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 10年後の税理士業務とAI | トップページ | 踊る町工場 その2 »