2030年の世界地図帳 その6
これから「SDGs」の17項目を一個ずつ説明しようと思いましたが
なかなか大変です。
ターゲットを全部読むだけでも大変ですからね。
では最後に自分の仕事と一番関係ありそうなところをご紹介して
終わります。
SDGsの目標8は
「働きがいも経済成長も」
です。
この分野でも最大の技術的トピックスは
「AIやロボティクスによる、現状の職業に対する人間の労働の代替」
ですね。
つまり、以前も取り上げましたが「AIにとって代わる職業」、
「AIによりなくなる職業」なのですね。
恐ろしいことが書かれていました。
「最初の大きな変化は、士業を中心とした資格専門職の代替」
「2030頃には弁護士、裁判官、『税理士』、警察官といった、
法律に基づいた判断が求められる職業の現場にAIが導入される」
のだそうです・・・。
10年後にはAIによって税理士の職業が奪われてしまうのでしょうか?
ただ
「これらの職業は対人技術も求められるため、人間はすぐには排除されませんが、
その役割の大半が機械化され、人間は顧客からの対応を行うインターフェイス
としての役割に特化することになるでしょう」
「インターフェイスとしての役割」
この言葉に考えされられましたね。
確かにフィンテックがより進化し、記帳処理といった単純作業はAIに
代替されるのは間違いないと思っております。
それでも人間同士のコミュニケーションは絶対残るはずです。
では最後にオチを・・・。
ご存じ「はま寿司のペッパー君」
もうじき確定申告ですね。
はま寿司の入り口にあるように、10年後には税理士事務所の入り口にも
このペッパー君が登場してくるのでしょうか?
「いらっしゃいませ。確定申告の御用でしょうか?
源泉徴収票と医療費の領収書はこちらにいれてください・・・」
10年後にはそうはならないと思うのです。
そこに税理士の存在意義があると・・・。
なかなか勉強になった世界地図でした・・・。
ありがとうございました。
(がんばれ! SDGsシリーズ おしまい)
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