2030年の世界地図帳 その5
「SDGs」とどう付き合っていくかが日本人に問われているのですね。
海外の方から
「二酸化炭素についてどう思っているか?」
「貧困に対してどう思っているか?」
そういうことが当たり前に問われる世の中になってくるのです。
国際的な関係を維持する上でも、そういう問題認識を
共有することが大事にもなってくるのでしょう。
「SDGs」について聞かれる場面で、落合さんはこう答えるのだそうです。
「日本は、人口が減ってきていて、環境や文化などを持続可能な仕組み
に変え、伝統を守ることがとても大変だ・・・」
「なるほど!」
と思いませんか?
これで「持続可能」という意味がようやく分かってきましたか?
ただここで「少子高齢化」のことにも触れなければなりませんね。
この本でこの問題についても深く掘り下げています。
まさに「日本固有の問題」ということが良くわかります。
人口ピラミッドが異常な形をしているのは日本だけなのですね。
でも日本も第二次大戦直後の1950年は理想的な富士山型だったのです。
経済発展とともに1980年ごろから徐々に出生率が低下。
そして現在のつぼ型に・・・。
現在のアフリカは、1950年当時の日本とソックリです。
これからまだまだ人口増が期待されるアフリカやインドは
経済発展が予測されるというのです。
中国は2030年頃から人口減少に向かうとしていますが
それでも14億人もいますからね。
なんとインドは中国を人口で抜くと予想されています。
2050年までの大胆な人口の順位予想。
日本は10位から17位に転落。
しかし、インドは世界最大の人口に。
人口増加による経済発展はどうなるのでしょう?
2030年に中国はアメリカを抜き、
何と日本はインドにも抜かれます。
2050年にはインドネシアにも抜かれます。
ドイツやイギリス、フランスは・・・・。
« 2030年の世界地図帳 その4 | トップページ | 2030年の世界地図帳 その6 »
コメント