« 税理士の料理番 その55 | トップページ | キャッシュレス還元事業者に認定! »

2019年12月 3日 (火)

流行語大賞「ONE TEAM(ワンチーム)」的中!!

予想通りの結果になりましたね。 こちら

まあ、今年はワールドカップネタ以外には考えられないですからね。

 

「軽減税率」という業界人としては嬉しい受賞もありましたが

それでは盛り上がらないのでしょう・・・。

 

しばらくは、この「ONE TEAM(ワンチーム)」という

フレーズが流行るのでしょうね。

 

先月も書きましたが、

「わが社もあの目標に向かって、社員一丸になって戦い、

ライバル会社からジャッカルするのだ・・・・」

そう叫ぶ社長もこれから多いのでしょうね・・・。

 

Photo_20191203090001

これですね。これも得意の「昭和・星飛雄馬ネタ」

昭和のスポコンアニメには必ず出てきそうなシーンですからね。

 

「あの目標に向かってわが社もひとつになって突っ走るのだ・・・」

 

私がかつてサラリーマンだった30年前には

「滅私奉公」という言葉がありました。

「会社のためには」なんでも犠牲にしすべてをささげる

みたいな・・・。

「モーレツサラリーマン」

なんて言葉もありましたね。

 

昨日、くしくも野村證券の社長の交代が発表されていました。

30年前の野村證券は、カリスマ経営者「コタブチ・オオタブチ」がいた

バブル全盛時代。

この神様達のためには、社員はすべてを犠牲にして戦ったものでした。

当時「ONE TEAM(ワンチーム)」という言葉は当然なかったですが、

「24時間戦えますか!」

というCMがあったほどでした。

 

巨人の星やスポコン漫画をみて育った我々の世代は

まったく疑うことなく当たり前のように受け入れたのですね。

 

時は変わって、あれから30年。

昔みたいにカリスマが「理不尽に」、「強引に」引っ張っていく

時代ではまったくなくなりました。

「サービス残業」を強要し、「パワハラ」で社員を鼓舞することは

当然できないのです。

 

前期1000億円もの巨額損失を出した野村證券を

どうやって新社長は引っ張っていくのでしょうか。

ただ因みに私より3年も後輩の新社長を現役時代に

見たことも話したこともありません・・・。

 

「ONE TEAMになって頑張ろう!」

 

と社長就任式でいうのでしょうか・・・。

 

 

ところで、「ONE TEAM(ワンチーム)」の受賞者は

ラグビー日本代表でなく、

安倍総理になってほしかったですね。

何だか、

「安倍総理を一丸となって守る政府と役人」こそ

いまや日本中のどこのチームよりも

「ONE TEAM(ワンチーム)」ですから・・・。

« 税理士の料理番 その55 | トップページ | キャッシュレス還元事業者に認定! »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 税理士の料理番 その55 | トップページ | キャッシュレス還元事業者に認定! »