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2019年12月18日 (水)

タニタの働き方改革 その7

タニタは創業は古くて知名度もある非公開の会社。

売上も多くきっと業績もいいのでしょう。

 

なぜそうした会社が上場公開を目指さないのか

正直不思議に思いました。

業績を上げ、社員にボーナスで還元し、さらに株価を引き上げ、

ストックオプションなどでもっと還元してあげればいい・・・。

 

何より、オーナーは創業者利益を享受できます。

普通の経営者ならそう思って当然でしょう。

いくら業績が良くても、社員が一人もいない、外注ばかりの

会社では上場公開なんてできませんから・・・。

 

でも、上場公開の道を捨て「働き方改革」をあえてやろうとするこの社長の

「チャレンジングな姿勢」を称賛したいですね。

組織の活性化という面で社内的にはかなり刺激に

なっているのでしょう。

 

プロダクト・デザインを担当している個人事業主が

登場していましたが、デザイナーでしたら個人事業主というのは

アリだと思いますね。

やりがいを持って仕事に取組み、将来的には社外の仕事も

請け負っていくのでしょうか。

 

営業マンの外注化はなかなか難しいのかもしれませんね。

この本読んですぐ、思い浮かんだのは

「京セラのアメーバ経営」でした。

アメーバ経営は、工場から作った製品を営業マンにも

計算上「売り」を立てるのでしたね。

管理会計上ではできることなのかもしれませんが、

実際に、これを独立した個人事業主に売上を立てるのは

難しいのかもしれませんね。

「体重計一個・・・円で仕入れたことにする」みたいな・・・・。

いわゆる「歩合セールスマン」のような計算なのでしょうか。

 

しかし、もっと難しいのは管理部門なのでしょう。

経理や総務の仕事を個人事業主に発注したことにすると

どうやってそれを見積もるのでしょうか・・・。

 

「アメーバ会計」にもそんな計算手法がありますが、

あれは「組織」の生産性を計算することが主眼なのですね。

つまり、アメーバという「組織」の時間当たりの生産性を

求めるのでしたね。

今流に言えば組織を「ワン・チーム」にさせるには

最高の経営学だと思っていますから・・・。

社員と個人事業主が共存する今のタニタでは、当分

「ワン・チーム」にはならないのでしょう・・・。

 

しかし、「外野」があれこれ突っ込んでも仕方がないのでしょう。

いろいろ業務の見直しがされ、いままで当たり前に行われていた

無駄も排除されるかもしれませんね。

 

この制度を取り入れたことによって、タニタは飛躍するかもしれませんから。

最初に取り上げた「タニタ食堂」も何店舗かできているそうですね。

個人的には、ぜひマラソン愛好家専用のアスリート食堂も

作っていただきたいし、体重計と連動したレシピ管理や

健康管理、さらにはトレーニング管理ができるようにも

してほしいですね。

きっとそんなことくらいは、自由な発想で「元社員たち」が

すでに考えているのでしょう・・・。

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