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2019年12月12日 (木)

タニタの働き方改革 その5

消費税問題はいろいろ語りだしたら切りがないので、

とりあえず進めましょう。

ただ重大な問題を見つけましたので最後で・・・。

 

ではこの「活性化プロジェクト」の基本構造をもう一度見てみましょう。

企業経営のなかなかよい勉強になりますよ。

 

Photo_20191212093801

会社側から見た図です。

社員を雇用すると、それぞれの社員に対して

残業代を含む給料と賞与はもちろん、通勤交通費や社会保険は

最低でも支払いますね。

あと個別の中小企業の問題ですが、退職金制度や確定拠出年金まで

手当てする会社もあります。

あと細かいところで、会社の制服や忘年会、新年会、社員旅行など

の福利厚生費・・・

要するに、人一人雇うことで、会社はかなりの負担を強いられてきているの

です。

さらに、この4月からの働き方改革で、

「残業代をキチンと払いましょう。」

「有給休暇をキチンと取らせましょう。」

 

経営者は本当に大変ですね。

あとこれも想像ですが、タニタのような社歴の古い会社は

高齢の社員が増えてきて退職金支出という負担もでかくなっているのでしょう。

 

しかし、このプロジェクトではそれらを一切なくして、

基本報酬と成果報酬の二本立てを支払っておしまい。

実にすっきりしていますね。

残業代も払わなくていいし、社会保険も負担しなくていい、

何より従業員の退職後の負担まで強いられることはなくなりますから。

どれだけその負担をするかの問題がありますが企業から見たら実によいですね。

 

Photo_20191212093802

 

ではこれを従業員から見た図がコレです。

会社が負担していてくれた退職金や社会保険を自ら負担しなければ

ならないのですね。

ココが分かるでしょうか?

 

私が講演会などでよく言うのですが

「個人事業主は自分の身は自分で守るしかない」

こういうことです。

問題は厚生年金の匹敵するような年金保険はなかなか

ないということなのですね。

国民年金だけでは、平均受給額月5万5615円(厚生労働省事業年報29年度)

しかないのですね。

厚生年金は平均受給額は14万7051円(同29年度)の約3分の1なのですね。

そこが問題なのですね。

小規模企業共済は確かに良いですが、あれは一時金ですね。

年金形式でもらうには自分で生命保険会社の年金にでも入るしかないのです。

ただ生涯もらい続ける年金はないのです。

10年とか有期の年金くらいですね。

 

 

どこまで各メンバーが保険などに入ったか分かりませんが、

確定申告したら皆手取りが増えていたそうです・・・。

 

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