スノーピーク「楽しいまま!」成長を続ける経営 その2
企業経営には山あり谷ありです。
逆境をどう乗り切ったのか、それが必ず参考になるはずです。
「その当時の私自身は特別に逆風だとは思っていなかった。
そのときは冷静に何をすべきかをしっかり考えて開発に
力を注いだほか、無駄なことは一切やめた。」
なかなかの経営者ですね。
転機となったのが1998年から始まった
「ユーザーと社員が本音で語るイベント『スノーピークウェイ』」
だったそうです。
この「スノーピークウェイ」とはユーザーと社員が
本音で語り合うイベントです。
ユーザーから直接もらった意見を生かしながら経営改革を進めたのですね。
こんなことをやっている企業は、当時としては少なかったでしょう。
キャンプ用品を作っているメーカーの社員が直接
ユーザーと一緒にキャンプまでするんだそうです。
これが20年以上続き、その参加者は10万人以上。
すごいですね。
社長としての経営力をどこでどうやって磨いたのかが
気になりました。
この経営者は2代目社長です。
大卒後3年ほど外形の商社で働いた後に
この会社に入社しました。
ただご説明した通り、逆境の中、30台で社長を引き継ぎました。
社長になるにあたってはそれなりの覚悟があったのでしょう。
実は社長になる前から、雑誌「ハーバード・ビジネス・レビュー」を
愛読してたそうです。
この「ハーバード・ビジネス・レビュー」はご存知でしょうか。
世界中の経学の最新の論文集です。
これを真面目に今でも読んでいる経営者に初めて
お会いしました・・・
この論文集で非常に参考になったというのが
「エンパワーメント」・・・
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