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2019年11月 8日 (金)

キャッシュレスポイント還元スタート!

10月から消費税が10%に上がり、

キャッシュレスによる決済は5%もしくは2%の還元が

あるのでした。

 

まず基本のところからおさらいします。

 

Photo_20191108104801

 

経済通産省のパンフレットから、一部切り貼りして

ご説明します。

 

 

税抜き1万円のものを購入した場合には

10%ですから1万1000円払うことになるのです。

でもなんと550円も最大ポイント還元があるのですね。

ここで注目は原則「税込」に対してポイントが付くのですね。

 

5_20191108104801

中小小売店の場合は5%

2_20191108104801

大手フランチャイズ等の場合には2%になります。

 

Photo_20191108104901

このあたりはたぶんご存じでしょう。

ではここで「本邦初公開」!!

私のクレジットカード明細です。

私はVISAカードを使っているのですが

11月1日付けで、256円ポイント還元されていました。

 

ただしどの分でポイントと還元されたか

よくわからないのですね。

256円を5%で割り返すと5,120円ですし、

2%で割り返すと12,800円。

該当する金額がありません。

このあたり不親切ですね。他のカード会社は分かるでしょうか。

 

ただこれから経理的な突込み。

このカードは私の商売用(つまり税理士業務のための)カードですから

256円は収入と考えて「雑収入」となるのでしょうね。

国からの補助金ですから消費税上は「不課税」でいいと思います。

まあこのあたり「経費の値引き」と言っている方も

いるのかもしれませんが、そうなるとまた消費税を払うことに

なるのですね。

 

経理処理のお話大事なのですが、基本的でもっと大事なところ。

このカードは私のカードですから、利用の内容はよくわかっているのです。

絶対商売用にしか使っていないからです。

 

もし、プラーベートな経費が経費が入っていて、

それがポイント還元されていたらどうなるのでしょうか?

 

雑収入に計上したら、余計に税金がかかることになってしまうのですね。

その場合のそのプライベートな支出のポイント還元を

省いて計算することになります。

でも書いたようにどの支払いのポイント還元かまず分からないのですね。

これは困りますね。

 

ですから、私の持論の超簡単経理の

「クレジットカードを使い分けよう!」

というのはこのことなのです。

 

商売用のクレジットカードと

プライベート用のクレジットカードを

ぜひ使い分けてください。

 

プライベート用のものは一切無視すれば

ポイント還元があろうがなかろうか

何も考えなくて済みます。

 

お分かりになるでしょうか?

真面目に考えると結構ややこしいことなのです。

こんなこと毎日考えていると秋の夜中寝られなくなります・・・。

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