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2019年10月23日 (水)

最強の縄文型ビジネス その1

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何だか縄文時代、弥生時代なんて日本の歴史の勉強みたいですね。

 

「縄文式?そんな古臭いやり方で今のビジネスに通用するの?」

 

まず誰でもそう思うでしょうね。

縄文時代→狩猟民族?

弥生式→農耕民族?

 

「今更狩りでもするの??」

「そんなやり方通用しないでしょ・・・」

 

でもこの本に書いてもありましたが、縄文時代なんて

教科書に見開き2ページ程度しかないのですね。

ほとんど記憶にないのでしょう。

 

「イノベーションを生み出すには縄文式ビジネス??」

 

やはり理解できないでしょうね。

本題とはそれますが、これ受験教育の弊害だと私は思っています。

縄文時代や弥生時代は覚えることが何もないからなのですね。

昨日はまさに「即位礼正殿の儀」

天皇制が始まってからの歴史しか受験では問われないですから・・・。

日本書紀に出てくる初代神武天皇から。

その年号をひたすら覚えるのが歴史の勉強。

しかし、こんな教育をやっているから現代では

イノベーションが生まれないのですね・・・。

 

 

ではまずその縄文時代の解説から。

縄文時代は1万5000年前から紀元前10世紀ごろまでですね。

 

縄文時代に入る前の「1万5000年前までは」

日本人は遊動的な「狩猟民族」だったのです。

 

このころから「ムラ」(村)を作って定住が始まったのです。

獲物を追う遊動的な生活様式から、定住的な生活様式へと

移行したのですね。

 

ここからちょっと難しいですね。ここは勉強になったのですが、

これが日本固有の「縄文社会」なのです。

 

「ムラ」単体で見れば人工的な空間なのですが、

ムラの「ソト」(外)にはあるのままの自然が広がる「ハラ」(原)が

あったのです。

 

世界的にみると大陸の農耕社会では、自然を征服してハラを「ノラ」(野良)に

変えることが主流で、「ハラ」を「ハラ」のまま残した縄文社会は

極めて特異的だったのです。

 

つまり、縄文人は1万年以上もの間、

「ハラ」に生息する生き物との関りを求め、

手を加えながら、人と自然との共存共栄してきたからなのです・・・。

 

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