夢多き野球少年だったあの頃・・・
今年もまたドラフトのドラマがありましたね。
ついテレビで見てしまいました。
TBSテレビ「お母さんありがとう」という番組です。
佐々木、奥川、森下・・・
注目の選手はたくさんいましたが、私が偉そうに書いても
誰も読まないでしょうから、
オリックスが一位で指名した興南高校の宮城大弥選手のこと。
彼は10人兄弟。しかし、父親が交通事故で負傷し、その後遺症が理由で
定職に就けなかったそうです。
そのため、家計はぎりぎりの状態。
食費もままならず、一週間具なしのカレーもあったそう。
小学校の時に買ってもらったグローブは700円のビニール製・・・。
何だかこれだけで泣けてきますが、
非常に明るい一家だったそうです。
「シーフード・カレー」でなくて「ノーフード・カレー」
なんて皆で笑い飛ばしていたくらいだからです。
しかし、この極貧の状態で野球を続けることは
本当に大変だったと思うのです。
オリックスが一位指名して家族が大喜びしている場面では、
こちらも、もらい泣きしてしまいました・・・。
夕べその番組を見終わって、ゴソゴソと押入れを探して
しまいました・・・。
今でも大事に取ってある
「小学校2年生の時の誕生日に初めて買ってもらったグローブ」
私の宝物です。
その後引っ越しを何度も繰り返しましたが、
50年経った今でも、どうしても捨てられないのです。
私の年代は、アニメ「巨人の星」を見て育った時代。
王・長嶋がいた巨人の栄光の時代。
誰もがプロ野球選手にあこがれ、
私自身野球はうまくはなかったですが、
毎日のようにやっていました・・・。
夢を持ってチャレンジするのは本当に素晴らしいですね。
私も脱サラした32歳の頃。1年あまり働かず勉強していたので
そういう意味では、本当に「貧乏」でした。
具なしのカレーは食べなかったけど、ご飯に納豆だけなんて
いつものことでした・・・。
でも夢を持って取り組んでいると、
不思議とひもじいなんて思わないものなのですね。
そんなことは、宮城選手のようにあとから笑い飛ばせるのです・・・。
忘れかけていた「夢」を思い出させてもらいました。
宮城大弥選手の今後に本当に期待しましょう・・・。
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