最強の縄文型ビジネス その3
歴史のお勉強はここまでにしましょうか
ここから本題に入ります。
では筆者の言いたいことをまとめた表を
お見せしましょう。
「弥生型ビジネスと縄文型ビジネスの対比表」
です。
これを何度も見ながら考えました。なかなか奥深い表です。
まずビジネス原理のトランジションから。
トランジションって「移り変わり」の意味ですね。
関係ないですが、私の大好きなバスケットボールは
「攻守の切り替え」の意味でよく使われます・・・。
弥生型ビジネスでは、ビジネスプラン(事業計画)を作って
計画的に動くことが王道とされていました。
一方で弥生型ビジネスでは、その事業計画を捨ててしまうのです。
そんないい加減なビジネスでは大丈夫かと思うでしょうね。
でも、「事業計画」ではなく「ビジネスモデル」を描くこの方が
よほど大事だというのです。
しかも、「直感的に」動くのです。
そうすると、ロジカルには導かれないビジネスチャンスが
生まれてくるのです。
「そんな経営は行き当たりばったりだ!」
と批判する経営者もいるでしょう。
筆者はそれこそが
「行き当たりばっちり」と言っています・・・・。
(すいません。これがオチらしい・・・。)
次にステークホールダーとの関係性です。
ステークホールダーとは「利害関係者」のことですね。
株主、顧客も含まれますが、特に競合他社です。
弥生型では、その関係性において、
「差別化」、「比較優位」、「競争」
が重要視されてきました。
でもそんな競争はやめて、縄文時代の時のように
もっと、周りの利害関係者と「協調」していこうというのです。
その協調をベースに仕事が広がるはずだというのです。
なかなか性善説に基づくすばらしい考え方だとは思います・・・。
次にコンプライアンスのお話。
今まで、「業務規程」や「業務マニュアル」を策定して、
つまり、コンプライアンスを徹底することにより、
社員の動きを標準化することは効率的とされていました。
このコンプライアンス偏重を見直そうというのです。
そうすると、
「既成概念にとらわれない新しい価値が想像される」
というのです。
それこそがイノベーションにつながっていくのです・・・。
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