消費税増税狂騒曲 その1
いよいよあと5日ですね。
いざ増税となるといろいろ悩むことが多いようです。
本当に問い合わせが毎日のようにあります。
「10月分を9月に請求したら8%ですか?」
「10月分を9月に中に払っておこうと思うのですが
8%でいいのですか?」
デパートはじめ、「消費税増税前バーゲン」で煽られているからでしょうか。
そういう気持ちになるのでしょう。
ただ実際に10月からまた悩むことも出るのではないでしょうか?
また難しい質問ですが
「区分記載請求書って何?」
「インボイスって何ですか?」
そんな単語、学校でも習わなくて絶対に知らないですからね。
いままで8%という一つの税率しかなかったので、
そんなことぜんぜん考えなくてもよかったのですが、
来月から8%と10%が混在してくるのです。
特に食料品など扱っている中小零細企業は大変なのですね。
「消費税・そんなの関係ない。ウチは払ったことないから。」
そんなのですね。
売上1000万円以下の中小零細商店なら、まさに関係なかったのです。
でも、それは通じなくなるのですね。
「すいません。8%と10%に分けた請求書ください。」
それか
「この領収書ではダメなので書き直してもらえますか?」
そういわれてしまうのでしょう。
これこそ「区分記載請求書」といわれるもの。
商店側では実にメンドウな作業を強いられるのです。
レジを購入して対応しようとしても、今品薄で
10月までに納品できないらしいのです。
でも最近言われているのが、
「区分記載請求書」が将来的に「適格請求書」に
変わるのですね。
これこそ「インボイス」と言われるもの?
ここ数週間、来年の確定申告本の原稿書きに追われ、
消費税をやたら勉強していました。
この「インボイス」をよく知っておかないと
たぶん大変なことになるのですね。
「消費税?そんなの関係ない?」
と言っていた中小零細商店や一人親方など職人さんも
困ることになりそうです・・・・(つづく)
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