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2019年8月 7日 (水)

末広がりのいい会社をつくる その6

もう一つ塚越経営学の基本。
「遠きをはかる経営」です。
経営者は、どんなときでも、今のことを考えるのではなく、
将来のことをできるる限り見通すとともに、自分や自社だけでなく、
さまざまな形で自社とかかわる人たちにも思いをはせながら、
打てる手を打ち続けることが必要なんだそうです。

 

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これは、二宮尊徳の教えから学んだのだそうです。
なかなか奥が深いのです。
これだけでも参考になると思うのですが、
「私は、何らかの経営判断を下すときに、『20年後から見ても
自分の考えは正しかったといえるだろうか』と確認します。」

すごいですね。
これこそが「遠きをはかる」経営なのです。
近江商人の言葉で「三方よし」という心得があります。
三方とは「売り手」、「買い手」、「世間」なのですが、
それに塚越氏は「将来もよし」を加えて「四方よし」を
心がけているそうです。


もう一つ塚越経営学で学んでいただきたい点で、
「いい老舗は経営の手本」というところです。

いい老舗とは5つの学ぶべき点があるというのです。
それは、
1. 無理な成長はしない。
2. 安いというだけで仕入先を変えない。
3. 人員整理をしない。
4. 新しくよりよい生産方法や材料を常に取り入れていく。
5. どうしたらお客さんに喜んでいただけるか
という思いを常に持ち続ける。

特に「仕入先を大事にする」というのが一番大事なんだそうです。
ここは学ぶべきところなのですね。

 

一つの例でここも私が驚いたことがあります。

仕入先に仕入代金を送金する時に振込料を差し引いた額を送る会社が
あります。
例えば100,000円の仕入れ代金を払う時に、振込料金が
864円かかる場合に、99,136円しか払わないのです。
私もこの経理の仕事を長年やってきて、そういう商慣習が
あることも当然知っています。
「そんなこと当たり前」と言い切る経営者も多いです。

でも塚越氏は絶対それをやらないのです。
仕入先だからと言って、「上から目線」ではないのです。

相手の立場を尊重し、
お互いの幸せを考える経営だからなのですね。

どうでしょうか。
このことだけでも参考になりませんか・・・・。

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