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2019年7月19日 (金)

GAFA×BATH その6

次にフェイスブックとテンセント
フェイスブックはお分かりですね。
私もかなりのヘビーユーザーですから。
世界でどれくらいの人がこのフェイスブックを使っているかというと
2018年12月時点でなんと23億2000万人。
すごいですね。

 

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図は2017年と少し古いですが、
フェイスブックがSNSの雄と言われる理由を示すものです。
1年前の利用者は20億7200万人だったのですね。
1年で3億人も増えていることが分かります。
しかも、2番目の「ワッツアップ」も2014年にフェイスブックが
総額218億ドルもの大金を投じで買収したもの。
「メッセンジャー」と「インスタグラム」もこれもフェイスブックの
もの。
ということは世界のベスト5のうち4つもフェイスブックなのですね。
因みに、4番目のウィーチャートは次にご紹介する
テンセントの運営。

フェイスブックがいったい何をして儲けているかというと
広告収入ですね。
フェイスブックを使っていて、何が一番「うっとうしい」かというと
確かにこの広告。
「タダで使っているから仕方がないか・・・」
と諦めていますが、その広告は
「フェイスブックユーザーのデータに基づいて最適化」
されているというのです。

ところでテンセントは「中国のフェイスブック」と呼ばれているそうです。
正直この会社の存在自体知らなかったのですが、
これも勉強になりました。
SNSを起点に、幅広い事業展開をしています。
ゲーム等のデジタルコンテンツの提供
決済などの金融サービス
AIによる自動運転や医療サービス
アマゾンのAWSのようなクラウドサービス
アリババと真っ向う勝負する「新小売」の店舗展開

何だかよく分からない会社ですね。
一言でいうと「テクノロジーの総合百貨店」なんだそうです。

ただ収益構造から見るとやはりSNSが主体なのです。
図で見ると10億人のユーザーを対象として事業展開を
しているのです。そのうち多いのが65%は課金収入。
つまりSNS内で展開するゲームの課金。
ということはテンセントはゲーム会社となるのですね。
あと17%は広告収入。
でもフェイスブックとの対比で考えると実に面白い会社です。

何かここにヒントがあると思いませんか・・・・。

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