GAFA×BATH その3
まず最初にアマゾン。
アマゾンは以前成毛さんの本で徹底的に研究しましたね。こちら
これはすっと理解できました。
しかしこの田中教授はアマゾン研究をかなりしているそうです。
「長年にわたってペゾスの動画や発言をフォローし、
同社サイトでプレスリリースのチェックもかかせません・・・」
本当に最先端のアマゾンの動向がわかります。
ではアマゾンの「道」、ミッションですね。
これは「地球上で最も顧客第一主義の会社」
すばらしいですね。
「顧客第一主義」を掲げている企業は確かに多いです。
でも「地球上で最も」なんて言える会社は
このアマゾンくらいでしょうね。
不適切販売で今問題になっている日本郵政に
聞かせてあげたいくらいですね・・・・。(!?)
でもここで肝心なことは、アマゾンがいうところの「顧客」は
アマゾンのサイトで本を買うような一般的な消費者に
限らないということなのですね。
ここを理解することが大事なのです。
アマゾンの顧客とは
「消費者、販売者、デベロッパー、企業・組織、
コンテンツクリエーター」の5つが顧客なのです。
つまり、消費者というのは「B to C」サービスですね。
残りの「販売者、デベロッパー、企業・組織、コンテンツクリエーター」
はまさに「B to B」サービス。
ではアマゾンの「天・地」。
近年に目覚ましいAIの発達はまさに天の時ですね。
そのビジネスチャンスを最大限生かすべく、
「エブリシングストア」から「エブリシングカンパニー」へと
どんどん事業領域を急拡大していっています。
これにより、「アマゾン・エフェクト」という恐ろしい言葉が
生まれているそうです。
アマゾンが事業領域を拡大すればするほど、業績が悪化する
企業が増えてくるそうです・・・。
アマゾンの将は言わずと知れた、ジェフ・ペゾス氏。
世界最高の経営者でしょう。
この方が常に繰り返しいっている言葉が「DAY1」。
「DAY1」とは「創業日」ということです。
またそれに対比する言葉として「DAY2」もよく言うそうです。
「DAY2」とは日本語で言えば「大企業病」
何となくわかりますね。
「今日がアマゾンにとって創業日だ」と言い続けているのは
大企業病から免れようとしているのです。
スタートアップ企業的なDNAが消えてしまえば、
破壊的なイノベーションを継続できなくなるという危機感を
常に持っているからなのですね。
ジェフ・ペゾス氏は本当に恐ろしい経営者だと思いませんか・・・・。
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