マツダ 心を燃やす逆転の経営 その7
熱く語ってきたマツダシリーズをそろそろまとめましょう。
マツダがなぜ脚光を浴びているか分かってきましたか。
当たり前ですが、決して広島カープが強いからではないのですね。
令和新時代に向けて、「企業生き残りの方程式」を示しているから
なのですね。
トヨタ日産を追いつき追い越そうなんてことは絶対思わず、
自分の会社の体力・実力を見極めているのです。
「マツダらしい車を作ろう!」
としているだけなのです。
何だか「ジャパン・プライド」を感じませんか。
「マツダらしい」というのは、
「EVやHVに頼らず、環境性能達成、そして走りは楽しく」
これこそがマツダのスローガン。
トヨタの「プリウス」に代表されるようなハイブリッド(HV)
エンジンでもなく、将来性を見込まれているEVでもないのですね。
従来からの「スカイアクティブ・エンジン」。
私も勘違いしていたのですが、燃費がいいのはHVと信じて
今はホンダのHV車に乗っていますが、マツダ車もリッター30は
出すんだそうです。
他の自動車メーカーが「燃費や低価格」として、このHVを
前面に販売している中で、真っ正直なクルマで勝負している
のですね。
それとご紹介したとおり、長期ビジョンに立って
向こう10年の製造計画を立てて、
「今後10年間のマツダの全車種がいつでもどこでも造れる工場」
になっているのです。
平成までのビジネスモデル「いいものを安く」から
令和の時代は「いいものを高く、しかも効率よく」
製造業としてのよいお手本ではないでしょうか。
すごいエンジンらしいですね。
本当に「ジャーマンスリー」(ベンツ・BMW・アウディ)から
マツダ車に乗り換える人が出てきているのだそうです。
何だかマツダの車に乗ってみたくなってきましたか。
しかし、間違ってもカープファンにはならないとは
思いますが、一度くらい「カープに魂売って」
みようかと思っています・・・。
(ガンバレカープ! がんばれマツダシリーズ おしまい)
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