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2019年6月19日 (水)

売上を、減らそう。 その1

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このタイトルは実にショッキングですね。
「売上を減らす??」
見た瞬間に思わずamazon衝動買い。

京都のステーキ丼屋さんの物語です。

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このステーキ丼はいかにも美味しそうですね。
一杯1080円。
当然行列ができる店だそうです。
でも一日100食だけ。

たった10坪で14席しかないお店なのです。
11時開店で14時30分閉店。
もちろん売切れれば即閉店・・・。
すごいですね。

「そんなに売れているなら、夜もやればよいのに・・・。」
「せっかくだから500食までやれば・・・。」

普通思いますよね。
「それこそFC展開でもすればよいのに・・・。」
いろいろ思うのでしょうね。

私なんか税理士という「悲しい性」でしょうね。

「原価率・・・として・・・家賃は・・・」
「儲かるのだろうか・・・?」

そっちなのですね。
でも14席で100人ということは「7回転以上」ですね。
これは大繁盛店なのですね。

このお店の経営者は中村朱美さん。
本の表紙の通り可愛らしい女性。
顔は可愛いのですが、なかなかの経営者です。
飲食業界の常識を覆した方です。

この方が28歳の時にこのお店をオープン。
東北大震災翌年の2012年11月29日。
(いい肉の日)だったのですね・・・。

でも申し訳ないですが、飲食はまったくの素人。
開店当時は100食どころか、ランチタイムに
14席が満席になって1回転でおしまい。
夜まで頑張って営業しても30食どころか20食・・・。


ここで私が開業相談の際に必ずいう言葉ですね。

「半値、八掛け、2割引きの法則」

「誰でも絶対成功すると思って開業します。」

でもなかなか思うようにいかないのが世の中であり、
開業です。

自分の思っていた売上の最初は半分に・・。
それでもそこから八掛けに・・・。
さらに2割引きになる・・・。

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