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2019年5月24日 (金)

第2回野村證券同期会 その4

野村證券に対する熱い思いや同期へのエールを書こうとしたら、
何だか野村證券に対してマスコミ的にはいろいろ出てきてしまいましたね。

私も退職して30年も経とうとするので、野村證券に対して
偉そうにいう何も資格もないのですね。
前に書きましたが、
「辞めてよかった」とか「辞めなくてよかった」なんていうことも
個人の判断ですからね。当たり前ですが
「人生にやり直しは絶対にありません」から。
同期の連中は永年激務でいろいろあったと思いますが、
辞めなかったからこそ巨額の退職金がもらえる訳なのですね・・・。

現役の同期がどうあれ、そのあたり私自身の率直なところを初めて書いてみます。

30代で独立開業してから、やはり心の中では
「同期の連中には絶対負けたくない」
そう思ってずっと生きてきました。

別に「ノルマがキツイ」とか、「土日休みたい」とか、それこそ
「毎朝朝ドラ見たい」などと思って脱サラした訳でもないのですね。
開業したばかりの頃は、

「24時間あなたのために。年中無休の吉田事務所です」

これがキャッチコピーでしたから。

同期のトップが課長になった、部長になった、役員になった・・・
それはそれで結構刺激を受けていたのです。
前にわざと野村証券の年収のことをアップしましたが
私自身
「野村の同期のトップに負けないくらい年収を稼ごう!」
と実は意識してきました・・・。

税理士として20年余り、中小企業の社長の給料の相談は
何千回、何万回もしてきました。
「月収50万円なら女房と二人で半分ずつにした方がよいですか?」
何百回聞かれたでしょう。
「その方が節税にはなると思いますが、同級生の年収は必ず意識してください」
「10年後同窓会があって、同級生の誰かが年収2000万貰っていて
社長が300万円だったら悔しくないですか・・・」

「辞めた時の気持ちを忘れず、前の会社を見返してやろう!」

それぐらいの気構えが絶対必要です。まさに私の実体験です。

給料だけはありません。

「会社経営したら誰も退職金を払ってくれません。
同級生に負けないくらい自分の退職金をたくさん準備してください。」

これもよく指導することです。
個人事業なら「中小企業退職金共済」を必ず勧めるし、
会社だったら退職金準備の生命保険を勧めるのはそのためです。


今度同期会が開かれるのは5年後らしいです。
きっとすでに野村證券を離れている人がほとんどでしょう。
でも私はまだまだ「退職」しません!?何故なら

「同級生のトップがもらった退職金くらいのカネが貯まるまで
絶対税理士を辞められない」からです・・・。

「中途退職」の私まで招待していただいた幹事の同期に
感謝するとともに、大変刺激になった一夜でした。

(ガンバレ!野村證券シリーズ おしまい)

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