直感と論理をつなぐ思考法 その4
次の「ビジョン思考」につながっていくのですが、
正直難しいのです。
「どうしてだろう?」
考えながら読み進めてみると、いままでご説明した
「カイゼン思考」や「戦略思考」はいままでビジネスで
当たり前のように行われてきたので想像しやすいのですね。
PDCAサイクルなどはいくらでも本はあるし、
「戦略思考」とはまさにビジネスの戦いそのもの。
また得意の昔話で恐縮ですが、30年前のかつて私が野村證券に
在籍していた当時はまさに「戦略の荒野」です。
証券ビジネスにおいてダントツのシェアを誇っていた
当時の野村證券は「選択と集中」を繰り返していましたからね。
ここで証券ビジネスを持ち出しても仕方がないとは思いますが
マーケティングの世界でもある意味同じなのでしょうね。
それである程度想像はつくのです。
でもそれは30年も前のアナログの時代。
AIだのロボットが存在しない太古の昔なのですね。
佐宗氏が学んだP&Gの戦略は、「論理に裏打ちされた戦略」でした。
佐宗氏の言葉を借りれば「他人モードの戦略」ということらしいのです。
平成までははその「他人モードの戦略」は通じていたのです。
ところが令和の新時代は、いたるところで機能不全を
起こしているらしいのです。
この令和の新時代では「自分モードの戦略」を打ち出すべきであると・・・。
でもここで「デザイン思考」や「ビジョン思考」を持ち出すと
また自分自身も脳が拒否反応を起こしてしまうのですね。
読みながら、如何に自分は左脳型の人間であることを気付かされました。
冒頭説明したように
「デザイン思考ですか・・・でも私絵心ないんですよね。」
「僕、図工はいつも2でしたから・・・。」
申し訳ないですが、「デザイン」という言葉が悪いのですね・・・。
佐宗氏がまた分かりやすいイラストで表現していました。
「新しい地下世界」への穴に一度落ちたらよいと・・・・。
そうすることにより「自分らしい思考法を取り戻す」と・・・。
よけい分からなくなってきましたか・・・。
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