« 税理士業務とAI | トップページ | 税理士の料理番 その49 »

2019年5月31日 (金)

ふるさと納税最後の日・・・

Photo_27

本日までですね。
どうも気になっていたのが泉佐野市の動きです。
自称「ふるさと納税応援大使」としては、何度かアップしようかと
思っていたのですが、やはり最後に一言触れておきましょう。

実は数か月前から、
「先生、ふるさと納税の制度が変わる前にやっておいた方が
よいですか?」
よく相談を受けていました。
通常のふるさと納税ではないですよね。
高額返戻品など問題になっていたふるさと納税ですね。
特に「ギフト券」などやり玉に挙がっていたもの・・・。

正直書くと
「やめておいた方がよいですよ・・どう制度改正されるか分からないし・・」
こう言っていたのですね。
案の定、泉佐野市、小山町、高野町、みやき町は対象から
外されてしまったのですね。

でも最後の最後まで抵抗しているのがこの泉佐野市。
総務省を敵に回して戦おうとしているでしょうか。
還元率アップやポイント増額など最後の手段なのでしょう。

 

でも冷静に考えたら、今、泉佐野市にふるさと納税する人は
どう考えても明らかに「節税目的」ですね。
「泉佐野市を応援しよう」とまでは思っていないはずです。
ましてや、6月から制度対象外になる市町ですからね。

国はこの4市町を間違いなく「苦々しく」思っているはずでしょう。
もっといえば、amazonすら快く思っていないのが国税庁ですから。


私がもし国税庁長官なら、(仮にです…本当に妄想です)
明日、「この4市町とふるさと納税の運営会社すべてに税務調査」
に入りますね。
市や町に税務調査があるかどうか分かりませんが、
総務省にきっとそれくらい権限はあるのでしょう。

何が欲しいかというと、
「2019年中にこの4市町にふるさと納税をした方々のリスト」
です。

これは国税庁としては一番欲しいでしょうね。
昨日近未来の税務調査のAI活用まで申し上げたのですが
まさにコレですね。
「節税思考の強い方のリストです。」
これをデータベース化して課税漏れがないかAIでチェックするだけで
きっとすごいことになるでしょう・・・。

しかし、今まで何度もアップしてきたつもりですが
年間10万円とか30万円など限度額さえもうければ
こんな無駄な議論までしなくてよいと本当に思います・・・・。
これから泉佐野市はどうするのでしょうか。

明日からふるさと納税の制度が適正に運用されることを
心から願います。

« 税理士業務とAI | トップページ | 税理士の料理番 その49 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 税理士業務とAI | トップページ | 税理士の料理番 その49 »