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2019年4月24日 (水)

すごい工場 その3

いくら奇麗な工場にしたからといって
中味が伴わないと売上はあがりませんね。
では具体的な「すごいノウハウ」を見ていきましょう。

ただ最初に申しあげますが、いろいろな偉大な経営者、
コンサルタントなどが言っていることを集約したようなことばかりですね。

この会社にはきっとコンサルタントがついていて
指導を受けてきたのだと思います。

ではまず、「環境整備」。
これは毎朝、全員が集まってする朝礼の後、必ず20分間、
掃除を行うのですね。
掃除するポイントは、
床とトイレと機械。
これをピカピカにします。

「トイレを掃除する。」

これを多くの経営者が取り入れていましたね。
最初に言いだしたのは、松下幸之助氏でしょう。
松下政経塾では「トイレ掃除」が正課でしたから・・・。

掃除から仕事を始めるというのも、多くの経営者も
言っていましたね。
こちら


毎日どこかの場所をワックスがけをして、
半年ですべての床を磨けるようにスケジュールもしています。
床がピカピカなのは、工場見学で訪れた方が必ず驚くのです。
環境整備をやることによって、
工場の安全性や生産性が向上するそうです。
社長自身も月一回、環境整備のチェックをしています。
すごいですね。

次に「改善活動」。
社員が月に一回、業務改善の提案をするような仕組みになっています。
これは提案をしなければならないという義務と、
社員の査定もそれによるらしいですから、社員側も大変ですね。

次にご紹介するのは、この本で一番難しかったところ。
「エマジュネティックス」という仕事の生産性を高める仕組み。
「エマジュネティックス」は、脳科学の理論と70万人以上の統計を
もとにして、アメリカで開発された人間の「思考と行動」の
特性を分析するツールなんだそうです。
何だか難しそうですね。

全社員の思考特性や行動特性を把握するです。
これはどうやらまた「コンサルタント」の影が見えそうですね。
と思っていて読んでいたら、小山昇さんの名前が出てきました。

きっとこの社長は小山昇さんにコンサルを受けたのでしょうね・・・・。

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