すごい工場 その4
「エマジュネティックス」はなかなか珍しい経営手法ですね。
最先端の社内円滑化法なのでしょう。
でも、社員の性格分析までするのですから、
嫌がる社員がいるのではないでしょうか・・・。
まあこのあたりは、コンサルタントにお任せするとして、
もう一つ社内の円滑化ツールとして推奨しているのが
「飲みニュケーション」
ハイテクを取り入れているかと思いきや、なかなか「昭和」ですね。
全社員懇親会を2か月に1回実施。
グループ懇親会を4カ月に1回実施。一人2000円の補助。
上司と部下のサシ飲み。一人6000円の補助。
会社として予算を取って推奨しているのですね。
税務的にどうなのだ・・?つい税理士として考えてしまいますが、
まあいいでしょう。
社内の円滑化のために大いに交際費(会議費?)を使うのですね。
ただこの「飲みニュケーション」は京セラの稲盛経営学で
何度も学びましたね。
京セラでいう「コンパ」ということなのでしょうか。
「コンパ」というといかにも「昭和」の香りですが、
「令和」になっても「飲みニュケーション」
も大事ということなのでしょう。
あと「経営計画発表会」。
これは小山昇さんがお得意とするところですね。
まあ、これは何度も他で学んだのでよいでしょう。
何よりもこの会社は社員を大事にするようです。
本の副題の通り、
有休取得率95%。
まさに時代にあっていますね。
上司から積極的に取得するそうです。それなら取りやすいのでしょう。
因みに、有休の取得も全社員至急のiPadから。
残業申請も、旅費精算もこのiPadからなんだそうです・・・。
有休の取得だけでなく、産休や育休も取れます。
さらに社員の家族を大事にする企画、「ファミリーデー」
年に一回社員の家族を会社にご招待。
因みにこの会社は、新入社員の採用が決まると、
社長自ら「家庭訪問」します。
あと最後にITの業務効率化にはお金を惜しまないそうです。
先ほどのiPadだけでなく、販売管理システムに関しても、
従業員の負担軽減のために積極的投資。
出退勤はクラウドで管理。顔認証システムで確認・・・。
もうここまで書くと
「ホントかよ~。」
突っ込む社長も多いのではないでしょうか。
でもこんな会社もあるのですね。
「すごい」ですね・・・。
(ガンバレ! 令和の時代の新工場シリーズ おしまい)
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