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2019年4月25日 (木)

すごい工場 その4

「エマジュネティックス」はなかなか珍しい経営手法ですね。
最先端の社内円滑化法なのでしょう。
でも、社員の性格分析までするのですから、
嫌がる社員がいるのではないでしょうか・・・。

まあこのあたりは、コンサルタントにお任せするとして、
もう一つ社内の円滑化ツールとして推奨しているのが
「飲みニュケーション」

ハイテクを取り入れているかと思いきや、なかなか「昭和」ですね。

全社員懇親会を2か月に1回実施。
グループ懇親会を4カ月に1回実施。一人2000円の補助。
上司と部下のサシ飲み。一人6000円の補助。

会社として予算を取って推奨しているのですね。
税務的にどうなのだ・・?つい税理士として考えてしまいますが、
まあいいでしょう。
社内の円滑化のために大いに交際費(会議費?)を使うのですね。
ただこの「飲みニュケーション」は京セラの稲盛経営学で
何度も学びましたね。
京セラでいう「コンパ」ということなのでしょうか。
「コンパ」というといかにも「昭和」の香りですが、
「令和」になっても「飲みニュケーション」
も大事ということなのでしょう。

あと「経営計画発表会」。

これは小山昇さんがお得意とするところですね。
まあ、これは何度も他で学んだのでよいでしょう。

何よりもこの会社は社員を大事にするようです。

本の副題の通り、
有休取得率95%。
まさに時代にあっていますね。
上司から積極的に取得するそうです。それなら取りやすいのでしょう。
因みに、有休の取得も全社員至急のiPadから。
残業申請も、旅費精算もこのiPadからなんだそうです・・・。

有休の取得だけでなく、産休や育休も取れます。
さらに社員の家族を大事にする企画、「ファミリーデー」
年に一回社員の家族を会社にご招待。
因みにこの会社は、新入社員の採用が決まると、
社長自ら「家庭訪問」します。

あと最後にITの業務効率化にはお金を惜しまないそうです。
先ほどのiPadだけでなく、販売管理システムに関しても、
従業員の負担軽減のために積極的投資。
出退勤はクラウドで管理。顔認証システムで確認・・・。

もうここまで書くと
「ホントかよ~。」

突っ込む社長も多いのではないでしょうか。
でもこんな会社もあるのですね。
「すごい」ですね・・・。

(ガンバレ! 令和の時代の新工場シリーズ おしまい) 

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