東京マラソン 寄付金控除で確定申告(平成30年版) その8
ではなぜ東京都府中市の方がこんな恩恵を受けるか
ご説明しましよう。
実際に私が東京マラソンの寄付金控除をしたから分かったのですね。
よく私が取り上げる「公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・
チャリティーズ・ジャパン」に本当に10万円寄付してみたのです。
これがその礼状の実物です。
ところでこの団体が何をやっているかたぶん多くの方々は知らないでしょうね。
例えば水泳の池江璃花子さんが白血病にかかりましたね。
彼女は18歳です。
本当に心配ですね。
でもその彼女がもし8歳だったとしたらどうでしょう。
自分子どもだったと考えたら、親は本当に大変でしょうね。
これから半年、1年と一人で入院し、病と闘わなければならないのです。
そういういわゆる難病で戦っている子供は、実は日本全国にたくさんいるのです。
一緒に親御さんたちも戦わなければならないのですね。
一分一秒でも一緒にいて励ましてあげたいと絶対思うでしょうね。
私事で恐縮ですが、58年間生きていて幼稚園の頃、
扁桃腺の手術で一回だけ入院したことがあるのです。
真っ暗な病院で寂しくて不安で泣き疲れて寝たことを、
今でもはっきりと覚えていますね。
入院している子供にとって親が一緒にいてくれたら
どんなに心強いでしょうか。
そういう親御さんのための宿泊施設を運営している団体なのです。
親だって病院の近くにいる訳ないでしょうし、交通費だって宿泊費だって
そういう経済的負担も大変ですからね。
わずか一泊1000円で泊まれる施設なのですね。
実は東京都府中市にもそういう施設があります。
東京都立小児総合医療センターに隣接しているその施設があるのです。
だからこそ、府中市はその施設を応援するために、
寄付をする市民の方々の住民税の税額控除をしているのですね。
でもこういうことは、この団体に寄付して初めて分かったのですね。
さきほどの礼状の下欄に、こう書いてあったからなのですね。
でもこのお話は府中市民の方も知らないお話ではないでしょうか。
この注書きをみて理解して確定申告をできるランナーも
ほとんどいないでしょう。
しかも、実際にやってみましたが、国税庁のHPの説明書きのように
「府中市 寄付金 条例」
で検索してもまったくでてきませんから・・・。
良かったですね。
こんなことは誰のブログにも、府中市のHPにも書いていませんよ。
府中市民の方は、来年から「公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・
チャリティーズ・ジャパン」に10万円寄付すれば、
半分は税メリットがあることが分かりましたね・・・。
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