魔法のラーメン発明物語 その5
いろいろもっと書きたかったけど、朝ドラの「ネタバレ」になると
思ってしばらく遠慮していました。
ここ数日は本に書いてある通りに進行していましたから。
でもこの物語は、チキンラーメンを開発するところまでが
面白いのですね。
こも、これ以上の先の話もネタバレになり書けないので、
この辺で終わりにしましょう。
何度も書きますが、このチキンラーメン開発物語を通して、
このベンチャースピリッツをぜひ真似していただきたいのですね。
失敗を恐れずどんなことでもチャレンジしてほしいのです。
それには年齢なんて関係ない事を、萬平さんは教えてくれましたね。
でも新しいことをやるとすぐ真似する人が出てきます。
朝ドラのストーリーの通りなのですが、これもビジネスで参考になりますね。
しかし、それを防止するために特許というものがあるのですね。
これも勉強になりましたね。
「瞬間湯熱乾燥法」
という特許を出願してこれが認められたのです。
これはチキンラーメンという麺の製造法に関する特許でした。
「チキンラーメン」という商標の特許も当然とったのでしょう。
特許の問題は、いろいろ書きたいのですが、これはまた別の機会に
譲りましょう。
しかし、ビジネスは本当に真似する人が必ず出てくるのですね。
でもラーメンのレシピそのものはどうなのだろう?
特許が取れるのだろうか?
このあたり疑問に思いませんか?
当事務所の隣に、「つけ麺発祥の地」とされる
「大勝軒中野店」があります。
山岸一雄氏がここでこのつけ麺を考案したのですね。
その後、昭和36年(1961年)に豊島区東池袋に
「東池袋大勝軒」として独立して、つけ麺を広めたのです。
年代的にチキンラーメンの発売直後ですね。
もし、その当時にそのレシピの特許が取れたらとんでもないことに
なったのでしょうね・・・。
でも、たぶんそのレシピの特許そのものがないのでしょうね。
ですから、美味しいものを作れば、また誰かが真似し、
販売している値段より、安いものを誰かが販売し・・・・。
飲食店をそれを繰り返すからこそ、たいへんなのでしょうね。
チキンラーメンを何十年ぶりに買いました。
「こんな味だったのか・・・」
妙に懐かしかったです。
大勝軒のつけ麺も確かに美味しいと思いますが
萬平さんのチキンラーメンをぜひ味わってください。
これを食べると何だか元気になり、
何か新しいことを始めようかという気がしてきます・・・。
(がんばれ! 世紀の大発明シリーズ! おしまい)
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