魔法のラーメン発明物語 その4
信用組合が破たんし本当に無一文に。
この時46歳。二人の子供がいるのですね。
普通なら生活のために職を探そうとするのでしょうけど、
この方は精神的に強いのですね。
「失ったのは財産だけではないか。
その分だけ経験が血や肉となって身についた。」
そう考えると新たな勇気が湧いてきたそうです。
ここでラーメン開発に挑みます。
ドラマにでもでてきますが、
これが「ラーメン研究小屋」。
「昔なじみの大工さんに頼んで10㎡ほどの小屋を
作ってもらった」
そうです。
こんな「掘立小屋」で(失礼!)本当に20世紀最大の発明が
生まれたのですね。
ここで「発明の小屋」としてよく言われるのが、
アップル社の創業者、スティーブ・ジョブスのガレージ。
彼も自宅のガレージで、これも世界的な大発明「コンピュータ」
を作ったのですね
日本の大発明の小屋と比べられないくらいデカイですが
アメリカンですからね。
アメリカのガレージは巨大なのですね・・・・。
日本の大発明家は、この小屋で
「平均睡眠時間は4時間。こんな生活を丸一年間、
一日の休みもなく続けた・・・」
すごいですね。
ドラマの通りなのですが、これこそ「ベンチャースピリッツ」ですね。
周りからどんな目で見られたのでしょうか?
奇異な目で見られたでしょうね。
子供2人もいて無職でラーメン研究していたら
どうみられるのでしょうか。
ドラマのように「ラーメン屋の子」としていじめられたのですね・・。
私も31歳で子供二人いながら無職になって
税理士を目指した頃を思い出しました・・・・。
まあ、周りの目なんか気にしているようではダメなんですね。
昭和33年(1958年)の春。
48歳の時にようやくラーメンが完成。
家族一丸となってラーメンを開発したのですね。
この本で一番感動した写真。
チキンラーメンは本当に家族の力で開発したのです・・。
ちなみに、真ん中にどんと構えているのが、
奥さんの仁子さんの母親の須磨さん。
松坂慶子みたいで「ウザかわいい!?」
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