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2019年1月23日 (水)

すごい経営 その7

玉子屋のこと熱く語りすぎましたかね。
そろそろまとめましょうか。

どうですか?
玉子屋の弁当食べたくなりましたか?
でも誰でも注文ができないというところが、
玉子屋の最大の特長なのですね。


玉子屋の配達ルートの近辺にあるオフィスでなければ
ならないということと、一日10食以上発注できなければ
そもそも契約もできなのです。


「ウチの会社は玉子屋さんのルートに乗っているのだけど、
3年前は従業員が20人ほどしかいなくて注文出せなくて
悔しかった・・・。いつか玉子屋の弁当を食べられる会社にしたいと
思っていたんだ・・・」

本当にそう言われるそうです。
そうなんですね。
玉子屋の弁当を食べられる会社は、本当に良い会社なのです。

最後に税理士ブログらしく、仕出し弁当の税金について。


「玉子屋の弁当を会社負担で注文をしよう。
税金はどうなの?」

これはよくある相談なのですね。


でも一定額以上だと課税されるのです。
因みに国税庁の通達はこうです。


2594_2

(国税庁HP こちら


これ有名な通達なのですが、
要するに半分負担させて、月3500円以下ということなのですね。

玉子屋の仕出弁当は一食450円だから、
半分の225円は従業員に負担させても、
その場合は月15食までです。

この通達はたぶん私がサラリーマンだった30年以上も前から
あるのですね。
「働き方改革」が叫ばれる昨今。これこそ見直すべき税制だと
思うのですね。

私は毎日中野駅前のオフィスで働いています。
ランチは1000円以下は少ないですし、昼時はコンビニも
行列ができます。
コンビニの弁当だって500円以上はしますからね。

従業員だって、美味しい仕出し弁当が安く食べられたら
本当に嬉しいのではないでしょうか。
お財布にやさしいし、昼時無駄な行列に並ばなくて済みます。
きっと午後の作業効率も上がるのではないでしょうか。

読みながらふと思いましたが、この通達の3500円が仮に
5000円になったとしたら、ものすごいビジネスチャンスが
生まれてきますね・・・。

いろいろ思うことの多い本です。
でもいろいろ勉強させていただきました。
最後に


「いつか玉子屋の弁当を食べられる従業員の多い会計事務所にしたい」


と私も思います。

最後に掲載された巻末の「事業に失敗するコツ」
玉子屋の大事な経営方針らしいです。
参考になりますね。

Photo_2


(頑張れ! 元甲子園球児の弁当屋さんシリーズ おしまい)

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