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2019年1月11日 (金)

すごい経営 その3

この事業承継については「突っ込みどころ満載」ですね。
この玉子屋の承継のケースご理解できるでしょうか?


先代は35歳の時に玉子屋をゼロからスタートしたのですね。
22年経って57歳の時に27歳の息子に完全にバトンタッチしたのです。

確かに、その22年間で、従業員も当時はアルバイトを含め100人、
売上12億円、利益4000万円の優良企業に育て上げました。

それをある日突然、弁当を作ったこともない、
弁当の配達も営業もしたことがない「素人」の息子にすべて任したのです。
こんな事業承継はあまり聞いたことないですね。

読みながらふと自分のことを思いました。
私も37歳で開業して、ほぼ22年目、58歳です。
実は28歳の息子がいます。
弁当屋さんと会計事務所ではまったく仕事の内容も違いますが
では今日から私は引退して、息子に全権を委任するなど
まったく考えられないのですね。


これは先代の考え方だったそうです。

「経営者は別に料理ができなくてもいいし、配達や営業が出来なくても構わない。
大事なのは仕事の流れを把握して、それぞれの部署に有能な人材を持ってくること。」

これが経営者だという信念です。
これ参考になりますね。
つまり、「経営者には下積みは必要ない」
と思っているからです。

さらに
「俺はお前を二代目にするために幼いころから仕込んできた。」
から大丈夫だと思っているのです。
事実幼いころから、食に対する教育もしてきたようですし、
銀行やマーケティング会社で働かせたのもそのためだったそうです。


ただ、主力の幹部社員は皆50代後半から60代です。
突然、20代の常務に従うように言われてもとまどうでしょう。

だからこそ「腹をくくって、社長はいないもの」と
初日に皆に宣言したのでしょうね。

野球で鍛えられた体力と根性で玉子屋を改革をしていくのですが、
やはりいろいろ軋轢があったと思うのですね。

それでも全権を委任して自由にやらせるのです。

「俺がゼロから作った会社だ。血のつながったお前が潰しても全然構わない」


そこまでいうのです。


でも大事なことは先代がまだまだ元気なことです。
人脈だってお客様だってもっているのです。
新しいトップに対する社内の不平不満を抑えることもできるし、
二代目を鍛える余力があるのです。

つまり、二代目が未熟で失敗しても、まだまだ十分フォローできるのですね。


「こんな事業承継の仕方があるのか・・・」

これは妙に納得しました・・・。

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