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2018年10月19日 (金)

amazon世界最先端の戦略がわかる その3

もう一つの誤解として

アマゾンが何だ!日本には楽天があるさ!

そう思っている方のために「アマゾンと楽天のビジネスモデルの違い」
これはすべてのビジネスマンにとって勉強になるお話ですね。


楽天はアマゾンに遅れるとこ2年。
1997年の設立ですね。
私の起業時期と同じまさに「ネット革命創世記」の世代・・・。
楽天は以前取り上げましたね。こちら

インターネットショッピングモール「楽天市場」を開設して、
2000年に株式を上場しました。

楽天も、「楽天トラベル」や「楽天銀行」、「楽天証券」など
金融事業にも進出して、今や70以上のサービスを展開していますね。
アマゾンと同じように、ネット通販を起点に事業を広げている点では
アマゾンの拡大パターンと同じなのですね。

でもこの両者はビジネスモデルが全く違うのが分かりますか?


「楽天市場」とはまさに「市場」であり、楽天はネット上に、
軒先、つまりスペースを貸すことにより、出展企業から料金を
もらっているのですね。
つまり、楽天の顧客は企業なのですね。
それに対して、アマゾンの中心はあくまでも、自社で仕入れた商品の
販売だからお客さんは消費者なのです。

当初からまったくビッジネスモデルが違っていたのです。

ただアマゾンは自前の商品の販売だから、当然、
自前の物流倉庫も必要になるし、庫内での在庫管理や
注文準備を受けた際の発送準備などのノウハウも必要になります。

よって、一朝一夕では物流網のノウハウは構築できないのです。
だから、先に楽天が急拡大したのです。

でも、いったん物流システムが整備されたら、アマゾンは自社で
すべてまかなうために取り扱う商品量が増えれば
スケールメリットして安く仕入れることができるのです。

この差なのですね。

楽天は現在4万5000店舗でここ数年横ばいらしいです。
お客さんが企業であるから、頭打ち感は否めないでしょうね。

さらに、アマゾンも楽天と同じように、数年前に「場所貸し」である
「マーケットプレイス」も始めましたね。
このビジネスも懐かしく思い出すのが「せどり」ですね。
あの発想から拡大したのです。こちら

さらに、他社の倉庫で在庫を抱えるシステム
「フルフィルメント・バイ・アマゾン」(FBA)と呼ばれる
サービスも開始しているのです。
このFBAはすごいです。
FBAを利用するとどんな企業でもアマゾンのインフラが
使用できるのです。
つまり、商品の保管から注文処理、出荷、決済、配送、返品対応まで
すべてをアマゾンがやってくれるのです。

こうなると、もう楽天は勝ち目がないのですね・・・。

あと通販のユーザー側からも分かるのではないでしょうか。
楽天で買うと、知らない企業にカード番号を教えなければ
ならいことがよくありますね。
アマゾンはすべて同一のIDパスワードでOKなのです。

あとアマゾンの方が圧倒的に安い。理由はもう分かりますね。
この差ですね・・・・。

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