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2018年10月18日 (木)

amazon世界最先端の戦略がわかる その2

amazon=本の通販

と思っている方はまずそれをあらためなければ
イケませんね。

もちろん、本以外にも世界中すべての商品が買えることも
もうご存知だと思います。
ただ通販会社という認識もまったく間違ってきています。


もう今や、あらゆる業種業界に進出しているからです。
例えば、クラウドサービスは世界のシャアの3割を握っているのです。
これご存知でしたか?

もともとは自社サイトのために開発したシステムを
他社が利用できるように、外販し始めたのが始まりです。
アマゾン・ウエブ・サービス(AWS)と言いますが、
日本でも有名な学校法人や官庁までも使っていると聞いたことが
あります。

クラウドサービスの本家本元は、マイクロソフトとグーグルだったのですね。
もともとは小売業だったアマゾンがいつの間にかクラウド業界で
最も大きな勢力になっていると、その元日本法人社長が
驚いているのですからね。

成毛氏すら予想もつかなかったことなのでしょう。


あと「アマゾンのプライム会員」になると、ドラマなど
オリジナルコンテンツやスポーツ配信サービスにも進出しています。
コンテンツ投資額では、アメリカのどのテレビ局よりも
大きいと言われていますから、今後この分野での成長が期待されています。

一方で、通販だけかと思ってると「アマゾンゴー」というリアル店舗にも
進出しています。

アマゾンゴーとは、その店内の商品を自由にバックに入れ、
店に出ると、アマゾンのアカウントから代金が引き落とされる
仕組みなんだそうです。

つまり、完全無人の完全テクノロジー店舗ですね。
何だか想像つきませんが、店内にはあらゆる角度からカメラが
仕掛けられているそうです。

また法人向けの金融事業も始めています。
アマゾンマーケットプレイズに出店をする企業に
融資するそうです。
売上を完全に把握しているので、これは比較的たやすい事業なのでしょうね。
もちろん、金融業にも進出するとさえ言われています。

アマゾンは何だか分からない会社になってきています。
ただいえることは、アップルやグーグル、フェイスブックと
同じように「テクノロジー会社」であることは間違いないようです・・・。

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