横浜マラソン その3
さあ!いよいよ横浜名物「高速コース」ですね。
高速に上がるとかなり日差しが強く暑いです。
派手な応援も多くテンションが上がりますね。
楽しんで走っていると、やはり高速特有のアップダウン。
そしてカーブに沿って左右の傾斜があるのです。
やはり走りにくい。
ただ天気も良いことだけは救われる感じです・・・・。
しかし足は一向にとまったままで、キロ7分がやっと・・・・。
ここで衝撃な事実が待っていました。
なんと後ろを振り返ると、5時間30分のペーサーです。
これ見た瞬間にかなり焦りました。
自慢ではないですが、走っていて初めて出くわしたのです。
正直5時間のペーサーとはよく遭遇していましたが、
これは結構ショックでした・・・。
そこで慌ててダッシュします。
しかし、ほんの数分するとまた追いつかれました・・・。
「速い・・・」
キロ7分くらいで走っている自信はありましたが、
ちょっと信じられないのです。
思わずペーサーの方に話しかけました。
「5時間半ってキロ何分で走るのですか?」
「計算上はキロ7分49秒です。
でもスタート時のタイムロスが20分あるので、その分ペース上げているのです。」
本当にキロ7分くらいで走っていたと思います。
頭の中で計算します。
「このままついていけば5時間10分ではゴールか。
どこかで上げれば5時間は切れるか・・・・」
この時点では正直楽観していました。
ペーサーとの会話を楽しみながら走ります。
ペーサーの方が、
「そのうちあと数年もすれば、ペーサーもAIの革新で自動運転の
車になるでしょうね・・・・。」
そんなこと思ったことないので、走りながら驚きました。
そうかもしれませんね。
正確無比な、しかも無愛想なランニング・ロボットになるのでしょうか。
でも、高橋Qチャンみたいな可愛いロボットで、
しかも、ゼッケン番号や走っているフォームを瞬時に読み取り、
「吉田さん、もっと腕を振って、頑張りましょう。」
なんてことになるのでしょうか・・・。
しかし、ペーサーと楽しんでいる時間は実はわずかでした。
ペーサーはエイドに立ち寄らないのですね。
エイドに寄るたびに、ペーサーと離れていきます。
ここから苦しい一人旅が始まりました・・・・。
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