サラリーマンは300万で小さな会社を買いなさい その2
まずここで
「600万円や1000万円でも良いけれど、買える会社というのは
どうせ今にも潰れそうな会社でしょ・・・」
そう思うのではないでしょうか。
確かに例として出ていた
「売上1億円、利益が200万円の会社でも
実際には借金が5000万円もあった・・・・」
税理士としてこういう会社はたくさん見てきたら思うのですね。
この表見てください。
休廃業や解散した企業の過半数超が黒字で
休廃業しているのだそうです。
これは税の現場を見ている税理士として驚く数字なのです。
実際には解散する際には、役員退職金を高額に取る等
最後に利益調整するはずでしょうから、
実際にはもっと実質的に黒字の会社は多いのでしょうね。
これはまさに「後継者不足」から生じてきている
大問題なのですね。
この問題は、ここ最近いろいろアップしているように、
「事業承継税制の大幅改正」
で何度か直面してきているところです。
日本全国で中小企業は380万社もあり、
そのうち7割は後継者問題で悩んでいるのだそうです。
もちろん、万年赤字のキビシイ会社も多いらしですが、
まさにそこは「玉石混交」なんだそうです。
つまり、「後継者のいない良い企業を選ぶこと」
が大事なんだそうです。
ただ、実際には、「その良い企業」を選ぶ目がやはり・・・。
会社を買うことを「M&A」といいますが、
勉強になったのは、今や「M&Aの市場」が整備されつつあると
いうらしいですね。
インターネットで、もはや開示されているというのですから
驚きですね。
得意の昔話ですが、30年も前のお話。
野村證券には野村企業情報という有名なM&A専門の会社が
ありました。
トップは超有名人でしたが、そういう方の俗人的な情報網で
M&Aビジンスをやっていましたね。
情報は極秘で行われ、いつも打ち合わせは、土日か深夜の
誰もいないところ・・・。
何だか隔世の感がありますね。
あの頃は大企業のM&A専門でしたからね・・・・。
そのうち、M&Aなんて市場が整備されきたら、
メルカリで中古品選ぶように
「スマホでサクサク」買える時代に
なるのでしょうね・・・。
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