うつ病九段 その7
プレッシャー、疲労、睡眠不足・・・。
現在のサラリーマンならいくらでもあるお話ですね。
特に原因は「ストレス」なのでしょうね。
若い人をはじめ精神障害となる方が急増している理由が
これでお分かりでしょうか。
ご本人も
「うつ病は完全に脳の病気です。
過度の、今までの自分ではさばききれないようなストレスが
原因で、脳の配線がおかしくなって症状がでるのです。」
今年6月先崎九段は復帰され、先月復帰後初勝利を
されたということです。良かったですね。
ただプロ棋士というのは脳を使う職業です。
「脳の病気」であるうつ病ですからね。
なかなか大変なのでしょう。
さらに
「ただ問題なのは、将棋の感性がなかなか完全には
戻って来ないことです。」
これはプロ棋士としてのまさに極限のお話なのでしょうね。
プレッシャーから自分を追い込んだということですが、
先崎九段はこうも言っています。
三浦冤罪事件で苦しんでいた時、あとから
藤井七段の大活躍を知るのです。
「その時感じたのは、自分がいなくても世界は回っていく
ということです。将棋界を独りで背負おうとする必要は
なかったのです・・・。」
まあ、結局はこういうことなのですね。
「自分がなんとかしなければ」
と無理に追い込むことはなかったのですね。
真面目な性格がかえって良くなかったのでしょう。
最後にまとめます。
なかなか今回は「うつ病」という現代病の理解を深め
本当に勉強になりました。
経営者の方々にも、当然知ってほしい現代病なのでしょう。
うつ病にならないために、ストレス発散が大事なんだということも
学びましたね。
これで最後に私の言いたいことはもう分かりましたね。
ストレス発散にマラソンはいかかですか?
囲碁や将棋もストレス発散になりますよ。
さらに、
「自分がやらなければ」と追い込むことも良くないのですね。
「自分がいなくても世界は回っていく」と考えたら
ストレス発散の時間なんていくらでもできます。
先崎九段の今後の活躍を心よりお祈りします。
早く藤井七段に勝ってタイトルを取ってほしいですね・・・・。
(がんばれ! 先崎九段! うつが何だ!シリーズ おしまい)
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