未来の年表2 その8
何度も書きますが「少子・高齢化」は
私自身のライフワークのテーマなので書きたいことは
たくさんありますが、そろそろまとめましょうか。
税制に関しては、近年に発表された「税制改正大綱」を
よく読むと間違いなく、この「少子・高齢化」を前提とした
方向に向かっていると思います。
ただ、まだまだ時間はかかるとは思いますが、
何らかの手は打っていくと思います。
しかし、この本では結論はどうなるのだろう?
考えながら何度も読み直しました。
著者の河合氏のいう結論としては
「国家としての衰退を避けるには『戦略的に縮む』ことが必要」
であるとしています。
平成までのビジネスモデルは終焉したということでしょう。
この「旧ビジネスモデル」はどういうことかというと
「大量生産・大量販売」
「東京一極集中」
という昭和・平成という時代を一貫して行われてきた
ビジネスモデルということなのですね。
当然ですが、人口の増加が大前提だった訳です。
奇しくも来年4月から新しい元号なのですね。
新しい時代がやってくるのです。
「大量生産・大量販売の代わりに『こだわりの一品』を
提供するビジネスモデルに転換させていく」
という時代が来るそうです・・・・。
もちろん、ビジネスという範疇にとどまらないお話なのですね。
これはそれぞれの世代、年代が考えていかなければ
ならないことのようです。
「昭和・平成」はまさに「らくだの平和」だったのです。
この現実を見てそれぞれが戦略を考える必要がありそうですね。
最後に書きますが、
「俺はもう○○代だから『逃げ切り世代だ!』」
ということも絶対ありえないのですね・・・・。
またこの問題はよく研究して発表します・・・。
(皆で考えよう! らくだの平和シリーズ おしまい)
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