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2018年6月12日 (火)

未来の年表2 その5

「少子化」のお話はまだまだありそうですが、
一方の「高齢化」も今後のビジネスだけでなく、
ご自身のや暮らしを考えるには
非常に大事なことなのです。


Photo


身近な例ででていました。
「マンション住民の高齢化」という問題です。

実は私も都会のマンション暮らしです。
もう20年以上にも前になりますか。
税理士になる直前の30代の頃。
無理してローンを組んで新築のマンションを買いました。
当時の入居者はたいていは30代、40代の方々。
それももう皆50代、60代になっていますね。
当然年金暮らしの方も出てきていますね。

この本では恐ろしい言葉ででていました。

「マンションのスラム化」

です。
私の住んでいるマンションはまだないのですが、
マンションの管理費の滞納者や空き家も増えてきているそうです。

自分の身に置き換えて
これから20年、30年経ったらどうなるのか?

「ダチョウの平和」

ではないですが、考えておく必要があるのでしょうね。
さらに今ある「タワーマンション」に対する警鐘です。

Photo_2


この図を見て考えさせられますね。
確かに高層階を購入している方は外国人投資家です。
ぜったいに一生住み続ける人種ではありません。
中層は富裕層なのですね。
残りの低層階は一般の会社員ですね。

20年後、30年後を考えたら、大規模修繕の時に
どうなるのでしょうか?
半分は年金暮らしの住民です。大規模修繕が果たして可能なのかどうか・・・。


「高層マンションのスラム化」


が現実に起こりうるかもしれませんね・・・・。

マンションだけに限らないお話ですね。
大規模な分譲地開発の場合はどうなるのでしょうか?

30年前に郊外で行われた「○○タウン」がその後の今を考えたら
ある程度分かるお話なのでしょうね。

やはり高齢者ばかり残り、スラム化する可能性だってあるのでしょう。

「今後は、戸建てにせよ、マンションにせよ、資産価値の目減りを
少しでも避けるためには世代の循環が必要だ。
これからの物件選びには建物の見た目やロケーションだけでなく、
その地域の高齢化率の将来予測も重要なチェックポイントになるだろう。」

まさにそう思います・・・・。

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