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2018年6月 7日 (木)

未来の年表2 その3

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2017年に国立社会保障・人口問題研究所が
作成した表です。
2015年(平成27年)の人口は1億2710万人ですね。
それが25年後の2040年には1億1092万人に
なると予想されています。


差額計算すると1618万人ですよね。
25年で割ると年間約65万人です。
昨日2017年で生まれた人と死んだ人の差が40万人でしたね。
ということはこれからの18年あまりで、
加速度的に生まれた人と死んだ人の差が広がると予想されているのですね。


恐ろしくなって、つい電話たたきましたが、
2040年から2065年までの25年間で2284万人減ります。
ということは25年で割ると、年間91万人です。
想定すると年間で生まれる人が60万人だと仮定すると
死んだ人が150万人・・・??

これはいったいどんな世の中になっていると思いますか?

またこの表を良く見ると、65歳以上の高齢者の人数は減っていないのですね。
一方で15歳~64歳の「労働生産年齢」に当たる方が
急激に減り続けるのです。
これこそ「少子高齢化」

「ダチョウの平和」では許されない現実が待っているのですね。

これから50年後はちょっとピンと来ないかもしれませんが、
例えば2040年というのはこれから22年後ですね。
今生まれてくる赤ん坊が社会人として巣立つ年です。
明るい未来を迎えてほしいと本当に思いませんか・・・・。


Photo_2

これも面白い表です。
逆に40年前と比較しています。

「新卒採用が難しくて・・・・」

そう嘆いている経営者にまずこの表をお見せしなければ
いけませんね。
そもそも若手の労働者がいないのですから・・・。
40年前と今とは違うということを認識して採用しなければ
ならないのですね。


昨日たまたまコンピュータ関係の経営者の方と話をしたのですが


「今は若手SEがなかなか採用できなくて、
現場では40代、50代のSEがたくさんいます。
『SE30歳定年説』なんてもう昔話です。」

なるほど!と思いました・・・。

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