一澤信三郎帆布
先日カンブリア宮殿に一澤信三郎帆布が出ていましたね。
懐かしく見ました。
あれから10年経ったのに信三郎さんがお元気そうで
何よりでした。
私がブログを始めた10年前の2008年(平成20年)、
ブログに何を書いたら良いのか分からなくて、
「カバンの真実」
と題してこの一澤帆布のことを毎日のように取り上げたのでした。こちら
この平成20年の年に、「中小企業経営承継円滑化法」という法律が
施行されて、中小企業の事業承継がよりスムーズに行えるように、
遺留分に関する民法の特例などが話題になっていた時なのですね。
私自身も「中小企業経営承継円滑化法って何だ?」
と思い、研修会にいろいろ出てもまったく良く分からないのですね・・・。
まあ、当時はやたら適用を難しくして、まさに
「絵に描いた餅」の制度だったのですね。(失礼?)
その研修会で講師の弁護士が例に挙げていた「一澤帆布事件」に
非常に興味を持っったので、自分なりにかなり勉強したのです。
ただ当時にその事件に対する本や論文など
情報がまったくなかったのです。
確かに裁判中ですから当事者でないから分からないはずですね。
それで連日国会図書館の資料室などにいって
一生懸命に情報収集したのです。
思い出すと、
「やはりブログを書くのは大変だ・・・」
そう思いながら取り組んだものですね。
カンブリア宮殿の一澤帆布の説明は
まさに私のブログをスタッフが読んだかのようですね・・・。
必ずこの一澤帆布が取り上げられるときに、
あの相続争いがでてきます。
「逆転勝訴」のまるで映画のようなお話ですからね。
そう言えば、私がこの「カバンの真実」のブログを当時必死に書いて
いたら、友人から
「吉田さんのブログがマネされていますよ・・・」
と言われたのが池井戸潤さんの「かばん屋の相続」
まさか、あの倍返しの天下の池井戸潤さんが私なんかのブログを
読むはずがないと思ったのですけどね・・・。
それと関西のある弁護士の事務所から、
「今度弁護士会の研修会で一澤帆布事件を取り上げるのですが
先生のネタ本はどこにあるのですか?」
と真顔で聞かれたことあるのですね。
中小企業経営承継円滑化法が10年ぶりに大改正です。
相続争いの事件としては非常に有名な事件ですから、
この事件をリメイクしてもう一度勉強し直そうと思っております。
「カバンの真実2018」
どうでしょうか・・・。
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