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2018年5月25日 (金)

銀行員はどう生きるか その1

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「どう生きるかシリーズ」流行っていますね。
本当は「君たちはどう生きるか」
というのを取り上げたかったのですが、
ちょっと「青くさい」ですか・・・。

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これもなかなかの名著だと思いますね。
このベストセラーのタイトルを真似しているような
本ですね。

「これからの銀行は変わる」

という趣旨の本なのでしょう。
以前取り上げた「捨てられる銀行」の続編のような
感じですが、あれは銀行員だけでなくの銀行の取引先も
こぞって購入したのですね。
今回のこの本はきっと就活中の大学生も買っているのでしょう。

三井銀行中野坂上支店からこの物語は始まっています。
この支店のことはテレビや雑誌で取り上げているようなので
知っている方も多いのでしょう。

中野坂上というと地元ですね。
ただこの支店は「個人顧客専用店舗」として
生まれ変わったというのです。

なんと!ビルの11階にあります。

驚きなのはすべてペーパーレス。
銀行の支店というと、ATM以外ではすべて用紙に
書かせられますね。
必ずハンコも・・・。
それがないというのですね。

しかもフロア係のように接客している女性の方が
実は支店長だったというオチも・・・。

銀行が、しかも三井住友銀行というメガバンクが
こんなにも変わってきているのかという
シンボリックな例示ですね・・・。


ただ中野に住む個人顧客が皆中野坂上の11階のフロアまで
行くとは正直思えないのですね。
銀行に用事があれば、ATMで済ますか、
それこそネットバンクでやってほしいという狙いなのだとは思います。

またこれもこれからの銀行の行方を考える象徴的
なニュース。

「三菱UFJ銀行が6000人、三井住友銀行が4000人、
みずほ銀行に至っては1万6000人も人員を削減する」

と発表したのですね。
本当に銀行員はこれからどう生きるかなのです・・・。

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