伝えることから始めよう その8
ジャパネットシリーズまだまだ続けます。
そろそろ反論も出てくると思うのですね。
「あれだけ広告宣伝費かけられたら、ウチの商品も売れるさ・・」
「高田明は天才だからね。あのしゃべりは誰も真似できない・・」
既存ビジネスを打ち壊していった高田氏への妬み、
やっかみもあるのかもしれませんね
でもこうやって経営に役立つ本シリーズでご紹介している理由は、
永年の経営ノウハウがたった2000円足らずで
手に入れることができるからなのですね。
「ウチの商品はどうして売れないのだろう?」
悩んでいる経営者をたくさん見てきました。
取りあえず、高田氏のやり方を真似てみればよいのですね。
そこに絶対ヒントがあると思うのです。
高田氏はラジオショッピングで4年間、
テレビショッピングで22年間、合計26年間も
カメラの前で商品を紹介し続けてきました。
「どうやったら売れるか?」
真剣勝負でやってきたのですね。
この本には書かれなかったですが、
日経新聞の私の履歴書(4月13日付)では、
ふざけたタレントに対して
「もういいです。帰ってください。」
と本当に言って番組を打ち切ったことがあるそうですね。
巨額の宣伝費をかけて、地上波の枠を押さえているのですから
売れなければ大赤字です。
そういう修羅場を26年間もやってこられたのですね。
当然その先人はいません。
高田氏自らが切り開いてきたマーケットだからなのです。
では高田流販売の極意。
「スキルとマインド、そしてパッション」
何だそうです。
ではスキル「技量」から。
テレビショッピングでは、そのスキルやテクニックは
もちろん重要です。
何より大事なのは、
「上手くではなく、分かりやすく伝えること」
テクニック(技術)というと、高田氏の話術のように
上手い下手が左右されると思われがちなようですが、
大事なことは分かりやすく伝えること・・・・。
もっと具体的に言うと、カメラを販売するときに
「コンパクトカメラ」とは言わずに、「名刺サイズのカメラ」
「ズーム」と言わずに、「遠くのものを近づかなくても
大きく撮影できる」・・・・
お分かりになりますか・・・・。
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