社長の基本 その2
ではまず基本の「キ」から。
まず、経営理念についてです。
京セラの稲盛さん初め多くの経営者、コンサルタントが
「経営理念が大事」
といっていますね。
稲盛教の信者の私としてもこの経営理念を
よくお勧めしていますね。
ではここで私の得意な「京セラ流・経営理念ネタ」
京セラの経営理念「社是」は
「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に
人類、社会の進歩発展に貢献すること。」
なかなか素晴らしいですね。
だからこそ、これを真似すればいいのですね。
では、もしラーメン屋さんだったら
「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に
ラーメンを通じて、人類の健康な食生活の進歩発展に貢献すること。」
どうでしょうか?
内装工事屋さんだったら
「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に
リフォームを通じて、人類の快適な住環境の進歩発展に貢献すること。」
意外と簡単にできるでしょう。
「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に」
をいれることがポイント。
中小企業は、ワンマン経営者がどうしても多いものです。
「会社=オレ」
と考えている経営者がどれほど多いものか。
「オレの幸せよりもキミたちの幸せをウチは考えているのだよ」
と社長自らいうことはどれだけ従業員をやる気にさせると
思いませんか。
さらに、後半で
「世の中の役に立っているのだ」
と思わせますからね。
何よりも家族が誇らしく感じるのでしょうね。
「ウチのお父さんは社会のために働いているすごい!」
ともし家庭内で思われたらうれしいでしょうね。
小学校の息子がいて、
作文の時間で「ウチのお父さんは・・・」なんて
書かれたら泣いてしまいそうですね。
やはりこれも大事なのです・・・。
三條氏もこの経営理念が大事だと言っていますね。
理念を軽視する経営者も多いそうです。
まず経営理念そのものをバカにする経営者。
特に現場からの叩き上げ社長。
「理念なんかで飯食えれば楽なもんだ」
「四の五のいっていないで、どんどん手足を動かせ!」
そんな経営者本当にいそうですね。
あと抽象的な経営理念ではやはりダメなのだそうです。
「心」とか「誠心誠意」
とかよく分からない抽象的な理念もありそうですね。
「企業理念とは、事業を成功に導くためのみんなが
共有できる行動指針」だからなのですね・・・。
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