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2018年4月26日 (木)

伝えることから始めよう その11

世阿弥研究まだまだ続きます。
高田氏が薦めていた本を何度か読み直しています。


「風姿花伝」
ですね。

Photo


なかなか素晴らしい本ですね。
確かに経営に通じるものがあります。

ジャパネットはチラシを一度に4000万部刷ります。
これに数億かけます。
またテレビコマーシャルに億単位の資金を投入します。

普通の経営者なら絶対に躊躇する額でしょうね。
でも見せ方を、世阿弥を参考にしているのです。

「風姿花伝」に
「秘すれば花」
という名言があります。

例えばジャパネットが1998年に打ち出した有名なCMを
ご存知でしょうか。


CMで
「明日の朝刊を見てください」
とやったのです。
もちろん、全国初です。
これは大変なサプライズだったらしいですね。

まさに「秘すれば花」ですね。

しかし、一度見せてしまったら、もう秘したことには
なりません。それはビジネスも同じ。
常に新しいことに取り組んでいかなければならないのですね。

もう一つ、「風姿花伝」に

「いずれの花か散らで残るべき。散るゆゑによりて咲くころ
あれば、珍しきなり」

去年の桜と今年の桜は同じですよね。
それでも皆が毎年、新鮮な気持ちで桜を喜ぶことができるのは、
世阿弥はこう説明しています。

「花が変わるのではない。それを待つ人の心が
新しくなっているのだ・・・・。
桜は散ってしまうからこそ、次の年にまた花を咲かせることが
できる。桜は春の短い間しか咲かない。だから人々は桜を
楽しむことができる。
真夏に桜を咲かせてみても、人々を喜ばすことは
できない・・・。」

なるほどと思いますよね。

世阿弥は舞台もそれと同じだというのです。
あらゆる花を持っていて、観客が一番見たいと思う花を
見たいと思う時に咲かせなければならない。


お分かりですね。
これはテレビショッピングでもビジネスも同じことなのです・・・。

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