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2018年3月27日 (火)

ほどよく距離をおきなさい その2

前回のブログにお医者さんからコメントいただきましたね。
ありがとうございます。
お医者さんも達人の領域になると第一印象である程度
分かってくるそうです。
さすがですね。


ではこの湯川先生の場合はどうなのでしょうか。
非常に良い言葉が書いてありました。

『「話す」ことは、「離す」ことであり「放す」ことにつながる』

今までいろいろな書籍をご紹介してきましたが、
どんな一冊でも何か記憶にとどめたいハッとする金言が
あるのですね。
まさにこれこそ、その金言です。


湯川先生は達人の領域ですから、依頼人の顔を見ただけで
ある程度分かるのかもしれません。
ただ先生はさらにその先を行っています。


湯川先生のお得意とする能の「離見の見」(りけんのけん)という言葉を
例にあげられています。

これは、世阿弥が能楽論書「花鏡」で述べられた言葉で、


「演じ手が自らの身体を離れて客観的な視点を持ち、
あらゆる方向から自身の演技を見る意識」

を意味するそうです。


弁護士のところに相談に来られる人は、
離婚や相続など人生の大事件を抱えたばかりなのです。
一人で問題に向き合って、考え込み、苦しんでいるときは、
とても狭い視野の中にいるのです。
その悩み、苦しみを専門家に「話す」ことで、法の知識や
第三者の目で触れられることで、自分の問題をより客観的に
見ることができるのだそうです。
これが「離す」ということ。
世阿弥のいう「離見の件」
お分かりになりますか。

さらに、自分を客観的に見ることができることは、
その問題から「離して」距離を置くことであり、
「手放す」ことになるのだそうです。

一歩距離をおくことができたら、つまり「放す」ことができたなら、
その問題に対する心の持ち方が変わってくるそうです。


「なるほど!」

そう思いますね。
弁護士の達人のいう金言ですね。

そして最後に一言。

「弁護士のところに来られた以上、必ず解決しますからね。」

励ましもあるかもしれませんが、それ以上にその問題から距離がおけるのです。


この題名のように問題から「ほどよく距離がおけたなら」
どんな難問を必ず解決の糸口があるのだそうです。


このお考えはぜひとも見習いたいですね。
これは税理士として心底感服いたしました・・・・。

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