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2018年1月19日 (金)

ビットコインって何だ? その4

ではまず簡単な売却の税金から。
値上がり益は雑所得になると申し上げましたね。
100万円で買ったビットコイン(BTC)が200万円になったので
売却したら100万円の儲け=雑所得になるのですね。
50万円が200万円になっても150万円の儲けとなるので
これは分かりやすいですね。

ここでビットコインを以下BTCと略します。
慣れないと、少しややこしいですか・・・。


でもそんな単純なケースは少ないのですね。
設例1です。


01321


200万円で4BTCを買ったケースですね。
これを全部売却したら簡単なのですが、0.2BTCと
一部だけ売却したケースです。


01322


1BTCあたりの取得価額を出して計算するのです。
そうすると10,000円の儲け=雑所得になるのですね。

これだけでもややこしそうですが、
実際は何度か売買を繰り返しているでしょうから、
その都度1BTCあたりの取得価額を計算することになりそうです・・・。
(あとでサラッと説明します)


では次の設例。
仮想通貨で商品を購入した場合なのです。

これは知らない方多いでしょうね。
仮想通貨といっても「通貨」ですから、貨幣の代わりとして使えるのを
ご存知でしょうか?
例えばビックカメラでは仮想通貨で決済できるそうです。

「購入しても税金」がかかる??
これは今までにない税金の考え方なのです。


01321_2


では2番目の設例。
同様に、200万円で4BTCを買ったケースですね。
0. 3BTCで商品購入の際に決済に使った場合です。
要するに、売却と同じ考え方ですね。


01322_2


結局5,000円の儲け=雑所得になります。

「使っても税金かかるの??」

まったくそんなことも知らないで、全部使ってしまったら
トンデモナイことになるのですね・・・。

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