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2017年12月 6日 (水)

秦野市のふるさと納税

はだの丹沢水無川マラソンは「走る税理士」として
どうしてもご紹介しておかなければならないことがあります。

まずエントリーには「ふるさと納税枠」がありました。
1万円で
「大会ハーフマラソンの参加権と弘法の湯のペアチケット」
がついていました。
なかなか工夫していますね。
ペアチケットなら二人で大会に来ますからね。
次回はこれを使おうかと思います。

あとふるさと納税ネタで、面白いことを発見したのです。
実はハーフマラソンを走った後、
秦野駅から小田急線に乗り、鶴巻温泉で途中下車しました。
目的はココです。

0006_2

鶴巻温泉「元湯 陣屋」です。
一万坪の庭園を誇る老舗高級旅館です。
「元湯 陣屋」というと私のような囲碁愛好家には
よく知られている旅館です。
過去数々のタイトル戦がここで行われていたからです。
囲碁だけでなく、将棋のタイトル戦も多く行われていますね。


なぜこの陣屋を訪れたかというと、やはりふるさと納税です。
陣屋のHPをご覧ください。

Photo


旅館のHPになんとふるさと納税のサイトがあります。
このふるさと納税を使って予約までできます。

ここで不思議に思いませんか?
納税というくらいですから、原則は秦野市のサイトに
リンクすべきです。
一企業のHPに納税のボタンがあるのも変だと思いませんか?
なかなか秦野市はおおらかなのでしょうね。


5000_2

日帰り温泉ワンドリンクが5000円です。
実際には2400円でサービスが受けられるものです。


40_2


40万円を出すと
2泊4日の連泊 ロールスロイスにも乗れます。

その他挙式プラン120万円というのもありましたが、
一番驚いたのはコレです。


350_2


350万円で陣屋を丸ごと貸し切って40名のパーティーが
できますね。
今年急に儲かってしまって来年に多額の納税を予定する方には
究極の節税策なのでしょうか・・・?

こんなふるさと納税初めて見ましたね。

しかし、自称ふるさと納税応援大使として一言。
やはり350万円はやり過ぎだと思うのですね。

個人事業主が今月「節税」と称して、この350万円コースを
使って社員40名に大盤振る舞いしたとします。

ここは一泊一人3万円以上する高級旅館ですね。
事業主は
「宿泊代×40名分+パーティー代」
の恩恵(税法用語で経済的利益といいます)を受けるはずです。

税務署は黙っていないと思いますが・・・。
以上私の私見です。
根拠は税務署の公式見解がコレだからです・・・こちら

ただふるさと納税を使ってなんとかしようとする企業努力は
頭が下がる思いです。
心から応援したいと思いますし、
ぜひ他の会社も真似したらよいと思います。
こういうことやるときっと年末のバラエティー番組に
取り上げられるでしょうから、広告宣伝と考えれば安いものでしょう。

陣屋は来年また利用させていただきます・・・。

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