AIに負けない凄い税理士・会計士
週刊エコノミストの今週号はなかなかショッキングな
タイトルですね。
思わず読んでしまいました。
これは業界のものとして必見ですね。
「AI時代に税理士・会計士はどう生き残るか?」
という究極のテーマですからね。
freeeやマネーフォワードなどの新興のソフト企業が
我々の仕事を奪っていく・・・・
良くそんなことまで言われているのですからね。
記事の内容はある意味「想定内」のことでしたが・・・・。
「都市部の税理士は危機感を持っているが、
地方は危機意識が薄い・・・・」
何か業界内の「恥部」を指摘されているようで
赤面するような内容でした・・・・。
全く知らなかったお話ですが、この記事の内容で一番驚いたのが
コレです。
業界の最大手の団体「TKC全国会」が会員向けに
昨年7月に通知したペーパーです。
何が書いてあるかというと、
「freeeやマネーフォワードの広告宣伝物に
積極的に協力する税理士に対して、TKCの全国会から
退会させる規約に変更した」
というのです。
これはビックリポンですね・・・・。
その意図はこうです。
「クラウド会計ソフトでは、会計ルール上のミスが
企業の意図しない形で起こる可能性がある。
このため、freeeやマネーフォワードなどが提供する会計ソフトの
看板となって販売促進を勧める先生方には
『TKCからお引き取り下さい』
『我々の目指すものは違います』
とお伝えしている」
実際に、
「ある税理士は、クラウド会計ソフトを紹介するパンフレットに
登場したところ、後日、TKCの担当者から
『そのパンフレットから名前を削除しないとTKC全国会の
会員からら退会させる』
といわれた」
そうです。(記事より)
これこそ「凄い」ですね。
特定の団体に対してネット上で勝手に意見を述べるのは
失礼なのでこれ以上書きません。
日税連の会長の意見も出ていました。
「単純作業の自動化は時代の必然」
であると・・・・。
ただ
「AIにできない領域はまだある・・・」
それはごもっともな意見です。
なかなか考えさせられる記事でした。
現在最強とされるAIの囲碁に10連敗中です。
AIの凄さを誰よりも知っている税理士です。
どうなろうと、AIに負けない凄い税理士になりましょう!!
« 徳川信康の最後 | トップページ | 「100円の男 ダイソー矢野博丈」その3 »
コメント