陸王 その1
第一話をようやくビデオで見ました。
予想通り面白かったですね。
役所さんはやは池井戸作品には欠かせない方ですね。
土壇場に追い込められた中小企業の社長役が
はまり役ですね。
初回からマラソンシーンも出てきてすごかったですね。
あれだけのエキストラを集めて作成したのですね。
まず行田市の紹介から始まったのが良かった。
本当に足袋の町だったとは知りませんでした。
「行田鉄拳マラソン」で走ったコースも出てきて
行田の町をまた走りたくなりましたね。
しかし、足袋の技術を使ってランニングシューズを作るなんて
池井戸さんが思いついたお話なんでしょうか。
ベアフット・ランニングなんて、かなり高度なマラソンのお話ですからね。
もともとベアフットシューズとはドラマにも出てきましたが
「ビブラム ファイブフィンガーズ」
というのが有名で私も履いたことがあります。
これはちょっと履きこなせないシューズですね。
「かかと着地」のうんちくなんて、誰かがきっとアドバイス
したのでしょうね。
この番組をきかっけにこのベアフットシューズが
注目されるかもしれませんね。
まあランニングの技術的なことを偉そうに語っても
誰も読んでくれないでしょうから、やはり池井戸作品で
必ず出てくる銀行員のお話。
今回も出てきましたね。
上司の顔色を常に伺って仕事する嫌味な融資課長。
それともっと嫌味な支店長。
会社生き残りのために新規事業を薦めた若い銀行員を
左遷させたなんてお話は、きっと池井戸さんの経験から
書いているのかもしれませんね。
現実のお話として、傾きかけた中小企業に
新規事業を薦めるというのは銀行としては非常に
リスクがあることでしょう。
今どきここまでやるところは少ないかもしれませんが、
これこそが、金融庁長官の目指している銀行の
あるべき姿なのでしょうか。こちら
ただ一方で支店長の茶坊主である融資課長が
「人員削減しない限り融資は継続しない」
とすごんでいましたが、これはまた別の意味で
あり得ないお話かもしれませんね。
中小企業は人がすべてですね。
足袋工場の工員を切ることは生産性が落ちることですね。
無駄な経費をカットするとか、管理部門の経費削減は
あったとしても多分それはないでしょね・・・。
日曜日の夜の楽しみが増えました・・・。
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