« タートルマラソン | トップページ | 陸王 その2 »

2017年10月17日 (火)

陸王 その1

Photo


第一話をようやくビデオで見ました。
予想通り面白かったですね。

役所さんはやは池井戸作品には欠かせない方ですね。
土壇場に追い込められた中小企業の社長役が
はまり役ですね。

初回からマラソンシーンも出てきてすごかったですね。
あれだけのエキストラを集めて作成したのですね。

まず行田市の紹介から始まったのが良かった。
本当に足袋の町だったとは知りませんでした。
「行田鉄拳マラソン」で走ったコースも出てきて
行田の町をまた走りたくなりましたね。


しかし、足袋の技術を使ってランニングシューズを作るなんて
池井戸さんが思いついたお話なんでしょうか。

Photo_3

ベアフット・ランニングなんて、かなり高度なマラソンのお話ですからね。
もともとベアフットシューズとはドラマにも出てきましたが
「ビブラム ファイブフィンガーズ」
というのが有名で私も履いたことがあります。
これはちょっと履きこなせないシューズですね。

「かかと着地」のうんちくなんて、誰かがきっとアドバイス
したのでしょうね。

この番組をきかっけにこのベアフットシューズが
注目されるかもしれませんね。

まあランニングの技術的なことを偉そうに語っても
誰も読んでくれないでしょうから、やはり池井戸作品で
必ず出てくる銀行員のお話。

Photo_2

今回も出てきましたね。
上司の顔色を常に伺って仕事する嫌味な融資課長。
それともっと嫌味な支店長。

会社生き残りのために新規事業を薦めた若い銀行員を
左遷させたなんてお話は、きっと池井戸さんの経験から
書いているのかもしれませんね。

現実のお話として、傾きかけた中小企業に
新規事業を薦めるというのは銀行としては非常に
リスクがあることでしょう。
今どきここまでやるところは少ないかもしれませんが、
これこそが、金融庁長官の目指している銀行の
あるべき姿なのでしょうか。こちら

ただ一方で支店長の茶坊主である融資課長が
「人員削減しない限り融資は継続しない」
とすごんでいましたが、これはまた別の意味で
あり得ないお話かもしれませんね。

中小企業は人がすべてですね。
足袋工場の工員を切ることは生産性が落ちることですね。
無駄な経費をカットするとか、管理部門の経費削減は
あったとしても多分それはないでしょね・・・。

日曜日の夜の楽しみが増えました・・・。

« タートルマラソン | トップページ | 陸王 その2 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 陸王 その1:

« タートルマラソン | トップページ | 陸王 その2 »