富裕層のバレない脱税 その2
「脱税」のタイトルが目につきますが、
「富裕層の」ということも気になりました。
つまり、「富裕層」と「富裕層でない」ことで
脱税がバレるか、バレないかのような違いなんてあるかと
思いますよね。
この本読んで感心したのですが、
国税庁のHPにも「富裕層への対応」というページがあることが
紹介されていました。こちら
つまり、税務署も富裕層の方々に特別な対応しているということ
なのですね。
ではその「富裕層」という基準はなんだろう?
と気になりますね。
この本にその基準が紹介されていました。
1. 有価証券 年配当4000万円
2. 所有株式 800万株以上
3. 貸金の貸付元本 1億円以上
4. 貸家などの不動産所得 1億円以上
5. 所得合計 1億円以上
6. 譲渡所得などの収入 10億円以上
これは驚きですね。
スーパーお金持ちですね。
年間配当4000万以上、所有株式800万株以上、などは
まず上場企業のオーナー社長でなければならないでしょうし、
不動産所得1億円以上とは、広大な土地を所有するオーナー
ということになるのでしょうか・・・。
いわゆる「小金持ち」とはかけ離れた方々ですね。
やはり日本では当然こういうスーパーリッチな方々も
いるはずなのでしょう。
ではまず、小金持ちの普通の脱税から。
国税庁のHPにアップされている表です。
この表の解説が結構面白かった・・・。
表見てお分かりの通り、1件当たりの申告漏れ所得金額が
ダントツで多いのが、「キャバレー」「風俗業」ですね。
平均で2000万円を超えます・・・。
まあ私の税理士事務所の経営方針として、こういう業種と
仕事上のお付き合いないので、内情は知りません。
どうやって脱税するのかを詳しく書いてありました。
しかし、税務署の方々のお仕事は本当に大変ですね。
「内偵調」といって、複数回行って、いろいろ事前に
調べ上げるんだそうです。
こういう業種に「官費」で行かなければならないのですね。
こういう業種はほとんどが、客から現金をもらっていますね。
どうやって現金売上をごまかすかなんて、
税務署はすべて把握しているそうです・・・。
すいません。ここでその脱税の手口を詳しく書くことは気が引けますので
割愛します・・・・。
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