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2017年9月20日 (水)

事務所改造計画 その4 (LED工事)

Led

事務所の改造計画もついにその4まで来てしまいましたね。
この夏からいろいろ変えていますが、
今度は思い切って10機あった蛍光灯器具をすべてLED照明に
変えてしまいました。

従来普通の蛍光灯の照明がついていたのですが、
2本くらい切れてしまったのです。
近所の電気屋に行っていろいろ話した結果、
蛍光灯の照明器具そのものを変えたほうが良いのではないかという
アドバイスに従ったのですね。

おかげで、LED問題についていろいろ勉強しましたし、
考えさせられました。

今から2年くらい前、2015年11月末ごろ、

「2020年に蛍光灯の製造が実質製造中止にするという方針を
政府が示した」

という報道がされて、各メディアが一斉に
製造中止・生産中止という用語を用いて追従した報道をしたのです。

ただその後1週間もしないうちに、

「2020年に白熱灯(白熱電球)、蛍光灯(蛍光ランプ)製造が
禁止されることはありません。」

と一般社団法人日本照明工業会が反論したのですね。こちら


しかし、その頃から

「将来的に白熱灯や蛍光ランプがなくなる」

ことがより現実味を帯びて、まことしやかに言われ出したのですね。
事実、東芝ライテックが、今年の3月をもって蛍光灯照明器具の
製造を中止しています。こちら
やはりこの流れはどうにも止められないと思うのですね。

ご存知だと思いますが、この7月に東京都は
「白熱電球2個とLED電球2個との無償交換」
をやりだしたくらいですからね。こちら


ところで、私の事務所は、残念ながら自社ビルではなく
借り物です。
「賃貸借契約でLED工事」はできるのか?
という問題もありますね。
本来は所有権のある大家さんがやるべき工事なのでしょうね。
しかし、もめることもなく、「自腹で」実施しました。
当然ですが、もし、この事務所を退去する際に、
このLED器具を放棄しなければならないのですね。

いろいろ考えましたが、会計事務所としては
やはり事務仕事がメイン業務です。
明るく楽しくやりたいですからね。

しかし、2020年以降も、現状の日本中の白熱灯(白熱電球)、
蛍光灯(蛍光ランプ)作られなくなることはないかもしれません。
だけど、メーカー側も商売ですから、売れるLEDを製造していくでしょう。


近い将来大問題になるのでしょう。
例えば、ビルメンテナンスの会社が、改修工事となったら、
今後を考えLEDの照明器具に交換していくでしょうから。


永年やっているビルのオーナーやアパートの経営者には
そのコストから大きな問題になるのも間違いありません。
現状はLEDの価格の高い(蛍光ランプの10倍)のが
ネックですからね。
私のような「善良な店子」?ならよいですが、
「大家負担でやってくれ!政府の方針だろ!」
と言われたらどうしますか?


ただこの流れが加速度的に進み、
より大量生産されれば、いずれもっと安くなるのでしょう。

ということで、明るくなった当事務所へぜひお越しください。

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