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2017年9月14日 (木)

誰がアパレルを殺すのか その11

ZOZOUSED(ゾゾユースト)に象徴されるように
2012年頃から新しいトレンドがアパレル業界に
巻き起こっています。


2013年7月からサービスを開始した「メルカリ」です。
「メルカリ」ってご存知ですか?
ファッションから家電まで幅広い分野の個人間の売買を
サポートするサービスですね。


まだ誕生してわずか3年ほどですが、そのアプリのダウンロード数は
全世界で6000万にも及びます。


個人間売買というと今まで「ヤフオク」が有名でした。
好奇心旺盛な私も実際に何度かやったことがあります。
メルカリは、このヤフオクからオークションの要素を
取り除き、スマホを使いやすくしたことで一気に市場を
席巻しました。
個人間の売買で発生した売上の10%を手数料として
徴収するビジネスモデルです。

今後のビジネストレンドを考えるうえで、注目すべき
ニュービジネスだと思いますね。


2016年6月期の売上高は122億5600万円。
営業利益はなんと32億8600万円!!
ただこれでもサービス開始以来の初めて最終黒字なんだそうです。


メルカリの出品商品におけるアパレルの割合は
約4割にも上ります。


これは中古で服を買うことに抵抗のない方が
増えているということなのでしょう。


面白い服の買い方も出ていました。
最初にメルカリでそのブランドの中古品相場を調べてから
買い物する人が意外に多いそうです。
売り先があれば安心して新品をえるという新しいトレンド。
なかなか現代の消費者は賢いのです。


意外と思ったのは、ユニクロなどいわゆるファストファッションの
需要が多いこと。
これ私もそうでしたけど、子供のいる家庭ならすぐ分かりますよね。
子供服の特定のサイズを切ることのできる期間はわずかですから。
乳児であればわずか1年。幼児であっても2年程度。
本当に数回しか着られなかった子供服を親しい人に
あげた経験がある人はきっと多いでしょう。


あとこれはファストファッション業界への強烈な皮肉ですが、
ユニクロでも商品の入れ替えサイクルが早く、一度売り切れたアイテムは
2度と店頭で売られないのですね。

「中古でもいいからあの売り切れたアイテムがほしい」

そう思う人が意外に多いそうです。


なかなかアパレル業界の今を考えると
他の業界にもいろいろと参考になるお話ではないでしょうか・・・。

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