常識の超え方 その2
しかし、この決算数値を見て驚く人も多いのではないでしょうか?
赤字が大きすぎますね。
確かに2016年にようやく黒字転換しましたが、
それまで当初の3年間は毎年20億円!
普通の企業なら絶対潰れていますね。
やはりプロ野球という特殊な業態だからでしょう。
「選手の年棒だけで毎年20億から50億円もの
投資が必要」と書いてありました。
なかなか超難しいビジネスなのでしょうね。
さてそのビジネスの本題に入る前に、DeNAの説明から。
このDeNA創業者の南場さんを以前取り上げましたね。こちら
創業して1000億円企業に育て上げながら、
震災直後の2011年5月に
「病気療養中の旦那さんのために」
なんと突然社長を退任してしまいましたね。
その2011年までの実績です。
売上は倍々ゲーム。
ベイスターズ買収当時には当期純利益が300億円もありましたから、
赤字が20億くらい出ても単なる「節税」ということだったのでしょうか。
それより、広告宣伝の意味合いの方が強かったでしょうね。
新興企業であるDeNAにとっては、
毎日、新聞テレビにDeNAの名前がでれば
毎年20億円くらいは宣伝費と考えれば安いものなのでしょうか・・・。
しかし、その本読んだ誰しもが想像したと思いますが、
「南場さんのいなくなったDeNAはどうなってしまうのだろう?」
(DeNAのHPより)
残念ながらこうです。
万年最下位のベイスターズがCSに出場するくらい強くなり、
観客動員数も増え、黒字にもなった5年間だっと思います。
でも一方で本家本元の親会社のDeNAは
この5年間で知名度が上がった割には・・・・。
« 常識の超え方 その1 | トップページ | 常識の超え方 その3 »
コメント